以前より奈良で訪れたい寺の一つでした。
今回は隣駅の「榛原駅」近くにある保養センター美榛苑にて友人と待ち合わせし、ここに一泊してゆっくりと「室生寺と長谷寺、宇陀松山」に訪れる予定でした。
真言宗室生寺派大本山の室生寺です。
平安時代前期、室生山の山麓から中腹に建てられた伽藍です。
ここは女人高野としてとみに有名です。真言宗大本山の高野山は女人禁制ですが、この寺は女性の参拝が許されていたことから代名詞にもなっています。
国宝の五重塔も女人高野の名とともに清涼な緑の木々の中で温和なフォルムが優しげです。土門拳や入江泰吉らの写真家も好んで被写体としています。
この塔は、1998年9月の台風7号でそばの杉が倒れ屋根を直撃、屋根や軒が崩壊するという大被害を受けましたが、2000年にかけ大修復が行われました。12年を経た今日もいまだ瑞々しい化
粧をしたまま。といった感じです。風化した趣がないのは残念ですが「女人高野の五重塔」はこのほうが合っているのかもしれません。
五重塔の左脇をさらに登ると奥の院に通じる石階段となります。その脇に南北朝の梟と呼ばれた一代の英傑「北畠親房」の墓があるます。南朝・吉野山は南西に20キロです。
奥の院にある七重の石塔
(参)室生寺
近鉄大阪線の室生口大野駅からバスで15分程度、終点下車徒歩5分。但しバスの本数が少ない
ので事前に調べてください。
今回は隣駅の「榛原駅」近くにある保養センター美榛苑にて友人と待ち合わせし、ここに一泊してゆっくりと「室生寺と長谷寺、宇陀松山」に訪れる予定でした。
真言宗室生寺派大本山の室生寺です。
平安時代前期、室生山の山麓から中腹に建てられた伽藍です。
ここは女人高野としてとみに有名です。真言宗大本山の高野山は女人禁制ですが、この寺は女性の参拝が許されていたことから代名詞にもなっています。
国宝の五重塔も女人高野の名とともに清涼な緑の木々の中で温和なフォルムが優しげです。土門拳や入江泰吉らの写真家も好んで被写体としています。
この塔は、1998年9月の台風7号でそばの杉が倒れ屋根を直撃、屋根や軒が崩壊するという大被害を受けましたが、2000年にかけ大修復が行われました。12年を経た今日もいまだ瑞々しい化
粧をしたまま。といった感じです。風化した趣がないのは残念ですが「女人高野の五重塔」はこのほうが合っているのかもしれません。
五重塔の左脇をさらに登ると奥の院に通じる石階段となります。その脇に南北朝の梟と呼ばれた一代の英傑「北畠親房」の墓があるます。南朝・吉野山は南西に20キロです。
奥の院にある七重の石塔
(参)室生寺
近鉄大阪線の室生口大野駅からバスで15分程度、終点下車徒歩5分。但しバスの本数が少ない
ので事前に調べてください。