夏休みに、奈良で友人と待ち合わせの予定ですが日程を前倒しにして新潟・十日町による事にしました。
十日町博物館は、言わずと知れた「火焔型土器の国宝」がある博物館で有名です。
神戸博物館の「銅鐸」と並んで、一度機会をと考えていましたが、この夏ようやく機会を得、訪れることができました。
火焔型土器は、見ての通り何も言う必要はありません。
装飾的な火焔の中に強い空間を内包しているのが極めて特徴的です。
その独特な形や文様は、各地の土器の影響のもとに、4500年前にここ信濃川上・中流域で成立・発展したものと推定されます。
有数の豪雪地帯であるこの地方に分布の中心があることは、当時の文化圏を知る上でとても興味深いです。
この火焔型土器と王冠型土器は、平成11年に国宝に指定された笹山遺跡出土品928点の中に、20個体も含まれています。 もっとも有名な「一号」は年に2度程度の展示ですが、今回はお盆休み・帰省の客の為に展示されたとのことです。前回の大地震の為に大量の展示をすることが出来なくなり、残念ながら30点余しか展示されていません。
(参)十日町博物館
駅前から徒歩10分程度。
【点景】
十日町博物館は、言わずと知れた「火焔型土器の国宝」がある博物館で有名です。
神戸博物館の「銅鐸」と並んで、一度機会をと考えていましたが、この夏ようやく機会を得、訪れることができました。
火焔型土器は、見ての通り何も言う必要はありません。
装飾的な火焔の中に強い空間を内包しているのが極めて特徴的です。
その独特な形や文様は、各地の土器の影響のもとに、4500年前にここ信濃川上・中流域で成立・発展したものと推定されます。
有数の豪雪地帯であるこの地方に分布の中心があることは、当時の文化圏を知る上でとても興味深いです。
この火焔型土器と王冠型土器は、平成11年に国宝に指定された笹山遺跡出土品928点の中に、20個体も含まれています。 もっとも有名な「一号」は年に2度程度の展示ですが、今回はお盆休み・帰省の客の為に展示されたとのことです。前回の大地震の為に大量の展示をすることが出来なくなり、残念ながら30点余しか展示されていません。
(参)十日町博物館
駅前から徒歩10分程度。
【点景】