☆☆☆ 体外記憶装置 ☆☆☆

所感は独善的ですので予めご容赦願います(yamanozosan→yam+Z) (nexmail)

青森県 【十三湊周回】2009年2月

2009年02月19日 | 東北地方
だいぶ昔ですが、仕事の折に立ち寄ったこの十三湖畔の食堂で「しじみの味噌汁」を食べたことがあります。日本海も十三湖も真っ青に見える夏季だったような気がします。
しじみは旬ではありませんが、冬こそ暖かいものが食べたくなります。

五能線で鯵ヶ沢方面から五所川原に南下し、津軽五所川原から津軽鉄道に乗車。津軽中里まで北上します。
中里駅前のタクシーをお願いして、岩木川を越して南から十三湖に接近します。
周囲は津軽平野が広がってきます。時折、陽がさします。


ここは中世の東北の交易一大地点の湊だそうです。空から見るとほんの僅かな陸地を挟んで西(写真右手側)が日本海、東に十三湖が広がっています。その狭い陸地一帯は、安藤氏(安東氏)が治め、鎌倉時代から室町期にかけて港町として栄えた地域です。
(参考写真)




■神明神社を過ぎ、十三大橋近くの民宿兼食堂の一つに「和歌山」や「岩亮」があります。せっかくですから、和歌山にてしじみ汁としじみのバター炒めをいただきました。なんと、その昔仕事でこの地方に来た折にシジミを食べさせていただいたのが、この「和歌山」でした。もちろん、店は今の様に立派ではありせんでした。 今の店構えからするとその後随分と繁盛したのでしょう。
【DATA】和歌山0173-62-2357 岩亮0173-62-3393

上は、現在の「和歌山」、下は30年程前の「和歌山」です。店内は小さなテーブルに丸椅子でした。シジミの味は30年程前のほうが鮮烈だったような気がするのは郷愁でしょうか。









■大橋から左に日本海が、右側には十三湖が広がっています。その二つの流れは小さな入り江でひとつになっています。
近くに歴史民族資料館が中ノ島公園にありますが、冬季は閉館です。
旧市浦村の歴史の紹介や史遺跡のほか、十三湊遺跡からの出土品や写真などを展示しています。
(大橋から湖側を)






(入り江から日本海側に)



大橋を渡り、十三湖を北を右回りに中里に向かいます。途中滋賀県大津の日吉大社の末社「日吉(ひえ)神社」がありますが、列車の時刻もあるので真っ白な雪の中に建つ真赤な山王鳥居だけ見て素通りです。

湖の反対側から十三湖大橋を…雪で見えません。

15時過ぎに、再び津軽中里駅前に到着。運転手の○田さんから色々な面白い話を伺い次回「小泊港」に行く気分になりました。 
【DATA】中里タクシー0173-57-2311 上記コースタクシー代¥9.000-

(参)五所川原観光情報局

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
極寒の津軽 (neskoari)
2009-03-01 00:14:50
私も、松本清張の小説の舞台にもなった十三湖には、二度行きましたが、淋しいところだなーという印象でした。寒い季節に、よく行きましたね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。