厳冬期の本沢温泉と硫黄岳・・・1日目の続きです。
2月21日、
朝はのんびり起床。
と言っても、山の朝。5時前に起きる。
昨夜の小屋の外では大雨になり、
外の景色はどうなっているのか?
本日は午後から晴れるということである。
山小屋の朝食をいただいて、7時36分、本沢温泉を出発した。
夏沢峠までは、林間を歩くので、風もなく問題なく歩く。
昨夜の雨は、さすがに標高が高いと見えて、新雪が積もっていた。
が、早朝から登った方がたくさんおられ、トレースもできていて問題なく歩く。
8時40分、順調に夏沢峠に到着した。
夏沢峠の道標
ここで一休みしている間に、
上から下山してくるパーティが多くいた。
みなさん、強風で登頂を断念したそうだ。
それでも、入れ替わりに上に向かうパーティもあり、
私たちも、続いて上に向かう。
登頂できるかどうかは、その場の判断っきゃない。
本来、厳冬期の山は得意のはずであるみーにゃんが、
当初より、登頂する気がなく、
夏沢峠をちょっと進んだところで、手が冷たくなったということで、これより先には進まず、
下山すると言う。
仕方ないので、本沢温泉で待っててもらう。
案の定、温泉に入って時間をつぶしていたそうだ。
みーにゃんはここで折り返す
さあ、森林限界まで来た。
リスキーさん、先にいる大勢いの登山者を追い越し始める。
リスキーさん、行け~
てか、私はあの大勢を追い越す気になれなかったが、
次郎さんも追い越したので、しかたなく私も追い越した。
強風の中、一気に息切れ。
先頭を歩く2人連れは、なんと、
ザックを背負わず、ピッケルのみの女性が、強風に煽られ連れの男性に抱えられながら歩いていた。
これじゃ渋滞を招くのも無理はない。
後ろを振り返る余裕もないのだろう。
そこらで折り返すだろう。
と思っていた。
私たちも、寒さと強風の環境下、
休みながら登らないと進めない。
岩陰で休むリスキーさん
岩にへばりつくエビの尻尾
ホント、もう帰りたい気分。
しかし、リスキーさんも次郎さんもどんどん上に向かっていくので、
黙って帰るわけにいかないし・・・
上から、3人連れのパーティが下りてきた。
おそらくこの3人が本日の一番乗りだったんだろう。
そうこうしているうちに、山頂がみえたわ。
10次16分山頂にきた~
やった~
山頂滞在中、私たち以外に誰も山頂に立つ人はいなかった。
よって、本日2番目に登頂。
あとで、ヤマレコの記録でわかったのは、
最初のパーティは、赤岳鉱泉から登って来られたようだ。
このコースでは一番乗りだったわけか。
山頂看板
こんだけの強風だと旗を出して撮影するのも面倒。
3人の集合写真を撮ろうと、リスキーさんが三脚を立てて試みるが、
強風で倒れてしまう。
自撮り風にするがカメラの向きが安定せずうまく取れない。
しかたないので、3人を別々に撮影。
次郎さん、リスキーさん、丸山俊夫
10分ほど山頂に滞在して、下山を開始した。
下山を始めてすぐ、登りで追い越した多くのパーティとすれ違う。
あと3分ほどで山頂ですよ~と励ましの声をかけた。
何よりも驚いたのは、
男性に抱えられていた女性が、あきらめずに登っていたこと。
そこまでして登るのか?と私には疑問を感じた。
まあ少しずつ強風も落ち着いているようだが。
11時32分無事に本沢温泉に到着。
みーにゃんが待っていた。
温泉に入って温まっていたとのことだ。
ここまできたら、天気も少しずつ回復してきて、ずいぶん穏やかだ。
小屋に入って昼食と思っていたが、
外で食べても寒くなさそうなので、外食(一応)。
12時32分 本沢温泉を出発。
ピッタリ1時間の昼休みだったようだ。
そのほぼ1時間後の13時33分 中山峠分岐、
その5分後13時38分 ミドリ池に到着した。
あの山頂での嵐のような風景がうそのように穏やかだ。
穏やかなミドリ池
ハートの形が浮き出た
私たちもハートの形で
ミドリ池を14時01分スタートする。
14時50分無事に登山口にもどった。
大変お疲れさまでした。
今回は、稲子湯で入浴していこう。
後ほどの車中で、リスキーさんと硫黄岳登山を振り返っていたが、
さすがに若いリスキーさん、もっと山頂に滞在していたかったと・・・。
2016年2月21日の本沢温泉と硫黄岳・・・2日目
2月21日、
朝はのんびり起床。
と言っても、山の朝。5時前に起きる。
昨夜の小屋の外では大雨になり、
外の景色はどうなっているのか?
本日は午後から晴れるということである。
山小屋の朝食をいただいて、7時36分、本沢温泉を出発した。
夏沢峠までは、林間を歩くので、風もなく問題なく歩く。
昨夜の雨は、さすがに標高が高いと見えて、新雪が積もっていた。
が、早朝から登った方がたくさんおられ、トレースもできていて問題なく歩く。
8時40分、順調に夏沢峠に到着した。
夏沢峠の道標
ここで一休みしている間に、
上から下山してくるパーティが多くいた。
みなさん、強風で登頂を断念したそうだ。
それでも、入れ替わりに上に向かうパーティもあり、
私たちも、続いて上に向かう。
登頂できるかどうかは、その場の判断っきゃない。
本来、厳冬期の山は得意のはずであるみーにゃんが、
当初より、登頂する気がなく、
夏沢峠をちょっと進んだところで、手が冷たくなったということで、これより先には進まず、
下山すると言う。
仕方ないので、本沢温泉で待っててもらう。
案の定、温泉に入って時間をつぶしていたそうだ。
みーにゃんはここで折り返す
さあ、森林限界まで来た。
リスキーさん、先にいる大勢いの登山者を追い越し始める。
リスキーさん、行け~
てか、私はあの大勢を追い越す気になれなかったが、
次郎さんも追い越したので、しかたなく私も追い越した。
強風の中、一気に息切れ。
先頭を歩く2人連れは、なんと、
ザックを背負わず、ピッケルのみの女性が、強風に煽られ連れの男性に抱えられながら歩いていた。
これじゃ渋滞を招くのも無理はない。
後ろを振り返る余裕もないのだろう。
そこらで折り返すだろう。
と思っていた。
私たちも、寒さと強風の環境下、
休みながら登らないと進めない。
岩陰で休むリスキーさん
岩にへばりつくエビの尻尾
ホント、もう帰りたい気分。
しかし、リスキーさんも次郎さんもどんどん上に向かっていくので、
黙って帰るわけにいかないし・・・
上から、3人連れのパーティが下りてきた。
おそらくこの3人が本日の一番乗りだったんだろう。
そうこうしているうちに、山頂がみえたわ。
10次16分山頂にきた~
やった~
山頂滞在中、私たち以外に誰も山頂に立つ人はいなかった。
よって、本日2番目に登頂。
あとで、ヤマレコの記録でわかったのは、
最初のパーティは、赤岳鉱泉から登って来られたようだ。
このコースでは一番乗りだったわけか。
山頂看板
こんだけの強風だと旗を出して撮影するのも面倒。
3人の集合写真を撮ろうと、リスキーさんが三脚を立てて試みるが、
強風で倒れてしまう。
自撮り風にするがカメラの向きが安定せずうまく取れない。
しかたないので、3人を別々に撮影。
次郎さん、リスキーさん、丸山俊夫
10分ほど山頂に滞在して、下山を開始した。
下山を始めてすぐ、登りで追い越した多くのパーティとすれ違う。
あと3分ほどで山頂ですよ~と励ましの声をかけた。
何よりも驚いたのは、
男性に抱えられていた女性が、あきらめずに登っていたこと。
そこまでして登るのか?と私には疑問を感じた。
まあ少しずつ強風も落ち着いているようだが。
11時32分無事に本沢温泉に到着。
みーにゃんが待っていた。
温泉に入って温まっていたとのことだ。
ここまできたら、天気も少しずつ回復してきて、ずいぶん穏やかだ。
小屋に入って昼食と思っていたが、
外で食べても寒くなさそうなので、外食(一応)。
12時32分 本沢温泉を出発。
ピッタリ1時間の昼休みだったようだ。
そのほぼ1時間後の13時33分 中山峠分岐、
その5分後13時38分 ミドリ池に到着した。
あの山頂での嵐のような風景がうそのように穏やかだ。
穏やかなミドリ池
ハートの形が浮き出た
私たちもハートの形で
ミドリ池を14時01分スタートする。
14時50分無事に登山口にもどった。
大変お疲れさまでした。
今回は、稲子湯で入浴していこう。
後ほどの車中で、リスキーさんと硫黄岳登山を振り返っていたが、
さすがに若いリスキーさん、もっと山頂に滞在していたかったと・・・。
2016年2月21日の本沢温泉と硫黄岳・・・2日目