台風7号の影響で、土砂災害や河川増水・氾濫など各地で被害が出ているようです。まだまだこれから影響を受ける地域もあると思います。被災地の皆さんに心からお見舞い申しあげると共に、これ以上被害が大きくならないことを祈っております。
さて、わが家もまさに「台風一過」の状況です。と言ってもホンモノの台風ではなく、いわば「孫台風」の嵐に見舞われたお盆の期間中でした。孫とその親たちがお盆の帰省を終えてわが家を去り、老夫婦2人の静寂した生活が戻ってきました。まぁ楽しかったけど、少し疲れましたね。
さて、今日のブログの題名は「真夏のシクラメン」です。シクラメンといえば、クリスマスの頃に購入する「冬の花」というイメージが強いですよね。今までにこのブログでも、何回かわが家のシクラメンについて話題にしてきました。
わが家には、今も上の2つのブログ記事に記載した2つのシクラメンの鉢があります。ですが、シクラメンというのは20度を超える季節は休眠期であり、「夏は休眠期」っていうのが、これまでのボクらの認識でした。
ところがこの暑い夏の最中に、シクラメンが成長を続けているんですよ。上の記事のシクラメンのうち、去年12月に女房が購入した深紅のシクラメンの鉢の方です。
リビングに置いたシクラメンの鉢には葉っぱがしっかりと繁り、何やら首の長い花芽も数本伸びてきています。もうちょっと退いて見てみましょう。
ほら。ずいぶんと首の長い花芽に、花が咲き始めているのがわかりますか?今度はアップで見てみますね。
いやぁ~ビックリです!この暑い真夏の真っ盛りに、シクラメンの花が咲くとはねぇ。わが家の歴史上では初めてのことで、ボクも女房もビックリしています。
ネットで調べてみたら、「シクラメンは晩秋~春先が成長期で、人が心地よい気温だと感じる4月下旬~5月上旬くらいに休眠する準備に入ります。厳しい暑さが終わる10月頃までが一般的にシクラメンの休眠期と言われています。生育に適しているのは涼しい時期で、大体20度に満たないくらいの気温がシクラメンにはちょうど良いとされています。」とあり、「通常、花の開花は成長期で早いものであれば10月下旬頃から花が咲き、3月頃まで鑑賞することができます。」と書いてありました。
ですが、その後にこんな記載もありました。「しかし、稀に休眠期であるはずの夏に花を咲かせることがあります。」「管理方法は成長期と同じで、土が乾いたらしっかりたっぷりの水やりを行い、明るい日陰で管理をします。このような管理で育てていると、しっかりと緑の葉を残したまま夏を越すことができます。」「夏でもイキイキとした葉を観賞したい方は、休眠させないのも良いと思います。この方法では、夏でも花を咲かせることがあります。」
なるほどね。わが家はごく自然に「シクラメンの休眠期を回避していた」ということなのですね。この年になっても、日々新たな発見があるのは嬉しいことですなぁ。