タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

隈研吾・建築図鑑

2023年08月21日 | 健康・スポーツ・生涯学習

今年の「まちなかキャンパス長岡」の「まちづくり学科」の5回連続講座に、「建築のウンチク~長岡の戦後建築史」という講座があり、8月はじめから講座がスタートしています。

建築ってそんなに興味がある分野ではないのですが、「アオーレ長岡」とか「リリックホール」とか「ロングライフセンター」とか「北部体育館」とか、ボクにとって身近な長岡市の施設について「ちょっと知りたいな」って興味もあったので、5回シリーズのこの講座を受講することにしました。

その第1回目のテーマが「アオーレ長岡と隈研吾(くまけんご)」で、長岡造形大学の津村泰範准教授のお話を聞いてきました。隈研吾さんって言えば、前節の名古屋グランパスVsアルビレックス新潟のゲームが行われた国立競技場の設計者としても知られる、現代の日本人建築家の第一人者です。もちろんボクら長岡市民にとっては、シティホール「アオーレ長岡」の設計士としてもお馴染みの存在です。

講義の中で津村先生から、「隈研吾建築図鑑(画・文:宮沢洋:日経BP)」という書籍を紹介してもらったので、早速図書館に予約して借りてきました。

ボクが建築関係の本を図書館から借りるなんて画期的なことですが、「読む」っていうよりも「見る」「眺める」って感じで、隈研吾氏の設計したさまざまな建築物を堪能させてもらいました。

この本によれば、隈氏の設計した建築物には「びっくり系」「しっとり系」「ふんわり系」「ひっそり系」の4つのタイプに分類されるとのこと。国立競技場などは「びっくり系」、ボクらにお馴染みのアオーレ長岡は「ふんわり系」なのだそうです。

はい。これが「アオーレ長岡」の紹介ページです。筆者の宮沢氏による手描きのイラストや文章が、とても読みやすく親しみやすいです。

こんなふうに、隈氏によって設計された50の建造物がこの本には紹介されています。「この建物も実際に見てみたいなぁ…」なんて思ったデザインの建造物も、たくさん紹介されていました。「アルビのアウェイ観戦」に「隈研吾の設計した建造物めぐり」なんて付加価値をつけて、旅をするのも楽しそうだなぁ…と思いました。

で、今回の福岡遠征の旅先でも、隈研吾が設計した建物を見つけたんですよ。九州最終日に行った太宰府天満宮の参道の途中にあったこのお店です。

はい。スタバの店舗なんですけどね。木の使い方にアオーレ長岡との共通点も感じられる、まさに隈研吾スタイルです。お店の前で記念撮影をする観光客も随分いましたから、きっと人気のスポットなのでしょう。

コメント (2)
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