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シリーズ「米一万俵」②:三島地域は何藩?

2023年03月16日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

まずは新潟県の地名クイズです。

三島郡三島町 
この地名を何と読みますか?

 

「みしま郡みしままち?」
「さんとう郡さんとうちょう?」
ブッブーッ!両方間違いです。

正解は「さんとう郡みしままち」です。紛らわしいですね(笑)。

この地名の場所は、平成の大合併で長岡市になった地域です。現在長岡市にある10の支所地域の1つ、「三島(みしま)地域」ということになります(ちなみに残りの支所地域は、中之島、与板、寺泊、和島、越路、山古志、栃尾、小国、川口の各地域で、この中で「三島(さんとう)郡」に属していたのは、与板、寺泊、和島、越路とこの三島(みしま)の5地域です。わかりづらいですね)。

ボクは60数年前にこの世に生を受けてから、三島地域ではありませんが、そのきわめて近くの旧・長岡市の片田舎で暮らしており(学生時代を除く)、三島地域をとても身近な存在に感じながら育ちました。わが家の本家もこの旧三島町にあるので、ボクのルーツはこの地域なのですよ(もっとも本家は既に絶えています)。

はい。これが「三島地域」のマスコットキャラクターの「みしまる太くん」です。毎年8月に三島地域で開催される「全日本丸太早切選手権大会」のマスコットキャラクターです。年齢は1300歳。身長は最大50mまで伸びるとか?

さて、ではもう1問クイズです。

この「三島地域(旧・三島町)」は、江戸時代に何藩に属していたでしょう?

 

いかがですか?
「米百俵の長岡藩では?」
「直江兼続の与板藩じゃない?」
そんな声が聞こえてきそうです。

実は正解は5つあります。狭い三島地域なのですが、長岡藩・与板藩・上山藩・会津藩・幕府直轄の天領と、なんと4つの藩と幕府が分割して治めていたのです。上山(かみのやま)藩というのは山形の上山藩であり、会津藩というのは福島の会津藩です。いわゆる「飛び地」ってやつですね。 

今回このブログの「シリーズ『米1万俵』」で紹介するのは、この5つの中で上山藩が治めていた、三島地域の南側の地区の話です。

続きは次回へ。 前置きが長いなぁ(笑)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (りゅーと)
2023-03-17 10:53:58
 さんとう郡みしままちは流石にわかりましたけど、藩の方は分かりませんでしたね。会津藩の飛び地があるって事は知っていましたけど…。

 長く新潟県は112市町村でしたけど、(私が今住んでいる黒崎町が新潟市に合併して111市町村)今は30市町村ですかね〜。
 個人的には112市町村名が頭に入っていて、昔勤めていた糸魚川市と青海、能生は違う感じなんだけど…って思ってしまいますね。(名立が上越市って言うのもなんかピンときませんけど)

 今日はクラシックコンサートとジャズライブの為、東京遠征で、今長岡駅です。いつも楽しませていただいております。これからもよろしくお願いします。
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黒崎町 (八百政)
2023-03-18 09:15:34
>りゅーとさん
マイナーな話題に反応いただき、ありがとうございます。
りゅーとさんは西区の旧黒埼町なんですね。黒埼町は三根山藩ですか?それとも新発田藩や村上藩かな?江戸時代の藩の線引きは、本当にわけがわかりません。
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