以前にも話題にしたことがありますが、わが家では隣町に住む娘夫婦の長男(5歳・男児)を、保育園帰りの夕方1時間半ほどの間あずかっています。既に仕事を退職したボクら老夫婦にとっては(ボクはアルバイトをしてるけど)、好奇心旺盛な孫と過ごす夕方の時間は、とても刺激的で楽しい時間となっています。
先日のこと。水を張ったボウルにガラスのビー玉やおはじきを入れて、キラキラするのを楽しんでいた孫に、「この水に1円玉を浮かせてみよか?」と誘いをかけました。「確か、浮くはずだったよな」「中学か高校の理科の時間で『表面張力』を習った時にやった記憶がある」…ボクの記憶は曖昧でしたが、孫は「え〜浮くの?」「やってみたい!」とノッてきました。
最初は全然浮かなくて1円玉は水に沈んでいきましたが、だんだん慣れてきて水面にそっと置いて手を離すと、あら不思議。1円玉はみごとに水に浮きました。孫は大喜びです。「すごい!浮いた!浮いた!」「もっとやってみたい!」…とノッてきました。ジジの作戦通りです。
「10円玉でも浮くかな?(浮きません)」「え〜?なんで?」しめしめ、またまたジジの作戦通りです。「もっとやってみたい!」何度も挑戦し、上手に1円玉を浮かせられるようになった孫は、得意満面です。
そこにおもむろに、食器洗い用の液体洗剤を数滴たらすジジ。あら不思議!浮いていた1円玉が沈んじゃいました。孫は「すごい!すごい!」「なんで?なんで?」と大喜びです。もちろん5歳児に「表面張力」や「界面活性剤」などの概念を教えるわけではありませんが(易しく上手に教えられたらいいんでしょうけど)、子どもに科学の不思議さを遊びながら体験させたり疑問をもたせたりすることは大事だよな…と、老夫婦は考えたわけですよ。
実は、昨年3月に2人目を出産して育児休業を取得していた娘は、この4月から職場復帰をします。その関係で来月から、わが家では保育園帰りの1歳児と5歳児の2人の孫をあずかることになるのです。まぁ兄妹で一緒に遊んだりして過ごす時間もあるでしょうが、年齢差もありますしね。妻はまだオシメも取れていない1歳児(妹)の面倒を見るのが中心になると思うので、「年長児になるお兄ちゃんは来年は小学校入学だし、ジジが中心になって遊びも学習面のサポートもしてね。よろしくね。」ってことに、わが一族ではなっているのですよ。
まぁ、だからってね。保育園帰りに塾通いをするわけじゃないんだから、「みっちり勉強を教えよう」なんて気はさらさらありません。大好きなジジ(ボクのこと)としては、一緒に遊びながら、子どもの知的好奇心を少しでも刺激してあげたいな…と思うわけですよ。で、今回の「1円玉が水に浮いて喜んだ孫」の姿を見て、ひらめきました。よーし!決めた!
さっそく図書館から、3冊ほど本を借りてきました。あら!おもしろそうじゃありませんか!できれば週に1〜2回くらいは、ネタを準備して仕込んでおこうかな?…って思っています。さてさて、どうなりますか?