わが家ではこの夏のテレビドラマの中で、TBS系の「笑うマトリョーシカ」にはまっています。
印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家一郎(櫻井翔)。そして、そんな彼を支える有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)。どちらも非の打ち所がなく完璧に見える。「でも、この2人…何かがおかしい」。そんな2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者である道上香苗(水川あさみ)は、彼らの隠された過去を探っていく。そして、清家が政治家へと昇っていく過程で不審な死亡事故が幾つも起きていたことを知る。それらの事故は、清家に関係している何者かの仕業と思えたが、新たな事実や人物が次々と浮上。そしてそれは、突如事故死した道上の父ともつながっていく…。
まぁ、こんなあらすじなんですがね。この櫻井翔と玉山鉄二が演じる2人の主人公の故郷が、愛媛県なんですよ。2人が出会った高校時代の舞台は松山市、そして櫻井翔の生まれ故郷は愛南町…という設定なんですよ。ドラマ内でも「愛南町(あいなんちょう)」という地名が何度も登場します。
わが家はこの「愛南町」に敏感に反応してしまうわけなんです。愛媛県南宇和郡愛南町。愛媛県最南端のこの土地こそが、うちの女房の故郷なんですよ。もっとも「愛南町」になったのは平成の大合併の時で、2004年に南宇和郡の旧5町村(内海村、御荘町、城辺町、一本松町、西海町)が合併して誕生しました。まぁ合併しても「市」になれない、人口1万7千人ほどの小さな町なんですけどね。
まぁそんなことでドラマ内に登場する「愛南町」の名称に愛着と懐かしさを感じつつ、「笑うマトリョーシカ」に夢中になっています。