この時期にわが家の周りをグルッと回ると、いろいろと食材が手に入ります。いわゆる「山菜」ってヤツですよね。これまでにも、フキノトウ、タラの芽、タケノコ(まぁこれは山菜ではないけど)など、春の味覚を堪能してきました。このブログでも話題にしましたね。
で、今はどうなっているかというと、タケノコはいよいよ本格的な収穫シーズンがやってきていますし(今年は『隔年の出ない年』ですが)、真っ盛りなのはウド(独活)です。まぁ山ウドと違って太さやボリューム感には欠けますが、独特の香りと味を夫婦2人で楽しむには、竹林の周りに生えてくるモノで十分です。
こんな感じで採ってきたヤツを、新鮮なうちにキンピラにしたり穂先を天ぷらにしたりしていただきます。
あぁ…これこれ。春の香りです。ボクはタラの芽なんかより、ずっとウドの方が好きです。
他にも、こんなモノが採れますよ。
ボクらは「こごみ」とか「こごめ」とかって呼びますが、正式には「クサソテツ」っていう山菜です。アクや臭みがなく調理にも手間がかからない、とても万能な山菜です。ボクはマヨネーズと醤油で食べるのが好きですが、うちの女房なんか「虫(ムカデか?)みたいで嫌!」って言ってます。
続いてはこれです。
ボクらは「木の芽」って呼んでいますが、アケビの新芽です。独特の苦味が好きな人にはたまらない味で、酒(もちろん日本酒です)のつまみにはもってこいです。まぁ大人の味ですよね。子どもは絶対に好みません。
さっと茹でて鰹節と醤油でいただいたり、
卵黄を添えて(居酒屋に行くとうずら卵だけど、自宅は鶏卵です)いただいたり、大人の味を楽しみました。たまらんなぁ…
最近ボクがいただいている日本酒は、池浦酒造(長岡市和島地域)の「和楽互尊(わらくごそん)超辛酒」です。山菜には辛口が合いますね。お酒の名前の「和楽互尊」については、少し語りたいこともあるのでまた今度
一応、自分は料理しますけど、カミサンが料理作っているのって見たことないですね~。近くのスーパーで半額総菜買ってくるだけです。(それも腐らせるし…。ふぅ)
お酒の名前の「和楽互尊」については…、自分が良く飲む想天坊(河忠酒造 旧三島郡脇野町)は三島町に伝わる民話の舞台となった山の名前にちなんでいるみたいですけど(増田晶文著 うまい日本酒はどのにある? より)、お酒や蔵のストーリーを知ったり考えるのも楽しいですよね。
お酒の名前の「和楽互尊」については、少し語りたいこともあるので…楽しみにしております。
四国行きで数日間家を空けたら、ウドもタケノコもすっかり成長しておりました(笑)。