打倒!低周波音被害~まけないぞぉ~

振動公害から低周波音被害へ!世間の理解と拷問の日々からの救済を求め愛猫と彷徨う日々の記録

。。お伝えしたいこと。。

ご訪問いただきありがとうございます。 ここを訪れてくださった方は、何らかの被害を感じている方とお察しします。被害者はあなた一人ではありません。被害を訴えるあなたはどこもおかしくありません。低周波音被害の苦痛は、本能の悲鳴です。 私自身被害の渦中であり何も出来ませんが、せめて“ひとりじゃない”とお伝えしたいと思います。 このサイトのコメントは一時保留の後、公開とさせていただいております。公開不都合の旨を記入いただければ公開いたしません。また、差しさわりないアドレスをご記入いただければ、直接返信させていただく事も可能です。 低周波音被害が将来を担う子供達に、禍根とならないことを祈ってやみません。

新たな低周波音問題周知の働きかけ-その1

2008-01-29 | 行政
昨年末、市議会質問などでお世話になっている市議さんに「どうしたら、一人でも多くの理解者を得られるでしょうか」と相談し、模索していました。
そこへ一枚のチラシ。
新人市議の活動報告。最後に“困ったことがあったら、何でもご相談ください”と連絡先。12月議会の質問内容を確認して、保守系の市議さんであることから、だめもとでTEL。
だめもと!という表現は相談しておきながら市議さんに失礼ですが、今までどこで誰に相談しても、法律相談にまで「相手が地場産業なら諦めるしかない」「言っても無駄だ」と牽制され、口封じをされてきたので、被害者の自己保身でしかたありません。地元保守市議にすら「市議はそんな問題に関与しない」「相談にのる市議がいるものなら相談してみろ」とまで言われる風土。保守王国、地場産業王国です。

突然のTELを詫び、9月・12月市議会質問の低周波音被害当事者であることを告げ、当市議の12月の質問内容を把握の上で相談をお願いしたい旨説明。早速翌日の来訪を約束いただきました。

この日の工場は、そこそこの稼動。一撃必殺の25Hz80dbではないものの、体感72~4db?普通に違和感を感じる程度。(…って、この表現自体異常です。 “異常を感じて当然の状態” が普通って事ですから。。。)
市議は、室内に入り座るなり違和感を感じたもよう。ほんの2~3分、お茶を入れてくるなり「コレはただならぬ状況ですね!異常です。ここで生活は無理ですよ」「低周波音って言うから聞こえないのかと思っていましたが、ドンドン来るし、なんか具合悪くなってきました・・・」と。
だぁかぁらぁ~、「今日は序の口です。もっともっとひどい日がたくさんあります。まして、日々過敏になるのですから私はもっと感じています」と、説明。
「どうして欲しいですか」「どうしたいですか」と聞かれ、県公害審査会の調停の経過や、市議会の経過等踏まえ、まだここでは言えない状況も説明。

説明するうちにも市議は低周波音の音圧に不快感を募らせ、30分もせず、被害の深刻さと、早急な解決の必要性を理解。“基本的な人権、生活権の侵害に関わる公害”と表現されました。
低周波音問題の理解と解決のために、現場を持って被害説明に行きたいが持ち運び不可能なこと、一人でも多くの方に現状を知っていただきたいこと、空調機器等をはじめ身近に低周波音発生源が増加し、高気密住宅の普及で、将来激増する問題であることを理解いただき、他市議の低周波音体験の働きかけを検討いただけることになりました。
「同じ地場産業で同じ機械を使っていても、きちんと機械・設備に見合った対策をするなど周囲に配慮し、被害を起こさず営業している真っ当な業者のためにも、地場産業だからと見過ごさないで欲しい」とお願いしました。
こんな悪徳業者のために、同業者と一くくりにされるのは、不振の続く業界でがんばっている同業者が気の毒です。

市議は前後に用事のある中、時間の都合をつけてくださったようで、後日の連絡を約束いただき次の用事に向われました。
時間も短く、説明も不十分!ですが、低周波音の不快感、異常さは十分堪能?されたもよう。時間不足は十分予測できたので、嘆願書、経過やデータ、を書面で用意し、私の家の事例が記載されている汐見先生の著書をお渡ししました。

急転直下即解決とはいかないでしょうが、後日の連絡を心待ちにしてみます。
タイトルに<その1>としたのは、今後に続くことを祈ってです。

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アクチビア軟膏

2008-01-28 | Weblog
先週からまた口唇ヘルペスが出ています。先月は皮膚科で処方薬をもらいました。今回はその時知人から「効くよ~」と教えてもらった、アクチビア軟膏をお試し中です。
う~ん・・・内服薬の方が早く治まったな~。でもドラッグストアで買えて、時間とお財布には軟膏の方がやさしい。それにしても「美味しくない!!」。この情報はなかった
お口周りにつけるのだから、イチゴ味とは言わないけどもう少しソフトな味にして欲しいよ~

口唇ヘルペスと帯状疱疹のウィルスは同じなんですよね~。まだ未経験だけど帯状疱疹怖いな~。神経痛残るって聞くし・・・たまに頭の中にプチって触ると痛い膨らみができるんだよ~。今回もできた。。。夏からの蕁麻疹も依然続いているし、早期発見は難しそうです。怖いな~

1時過ぎ外に出たら、溜まり水にすでに氷が張っていました。
明日も寒そうです
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お国のやること 社保庁編

2008-01-26 | 行政
私は年寄りっ子だったので、年寄りの会話でよく「お国のやることだから、間違いないよ」とか、「お国に任せておけば、大丈夫」というやり取りを聞いて育ちました。その頃北の大地では、お国と自衛隊の信用度は絶対だったのです。
お国とは、政府をはじめ役場・警察・消防・学校などのこと。
最近のニュースでは、その信頼を裏切ることばかりで本当に悲しくなります。
年寄りたちがあんなに信頼していた<お国>は社会常識をうち捨て、一部の特権・既得権益のために国民を平気で犠牲にする<悪国>になってしまったのではないかと、将来の不安がいや増します。

社保庁の「ねんきん特別便」。訂正申請を諦めさせる事を目的としたような不親切な通知。自分たちのでたらめを棚に上げ、切捨てを意図するような窓口の対応。社保庁のお歴々は納付者と納付額の数字が明確になってしまったら、困るんでしょうね。お手盛りで使途不明にした分の追求をされてはまずいのでしょう。
照合できない記録には、旧仮名使い・旧漢字で、癖字だったりして判読できない分も含まれるそうです。天下りしたり、当時のでたらめしたOBたちに責任取る意味でも判読させられないのでしょうか?旧漢字の癖字は当用漢字世代には読めなくても、旧漢字世代の彼らなら・・・いかに、熱意がないかです。

先日、こうなって当然な社会保険事務所の仕事ぶりを垣間見ました。
保険証の再発行の手続きに行ったのですが、(職;社会保険事務所職員)
「いつ届きますか?」
職「急ぎますか?しばらくお待ちいただければこの場で発行できます。」
「まだ用があるので送ってください。」
職「至急なら今日明日に発送、普通なら3~4日で」
年金確認で忙しいだろうな~と、配慮して「3~4日なら普通で」とお願いしました。まあ、帰ってから「庶民バカにしてるよね。1両日程度で発送できるものを何でもったいぶるんだろうね。ああやってだらだら年金処理したんだよ~民間だったらお客に逃げられるし、職務怠慢で処分される!」と井戸端のネタにしました。
・・・しかし、配慮なんかするんじゃなかった!!
10日しても届かない!結局2週間かかった!!!

実は私の年金も危なかったんですよ!消えてこそいなかったのですが、合算されていませんでした
10年ほど前に基礎番号制が導入された折、社保庁から年金番号の照会ハガキが来ました。当時は転職などがあると、そのつど年金番号の違う年金手帳が配布されていました。私も国民年金から厚生年金に移っていたので、2つの年金番号が記されているはずですが、ハガキには1つしか記されていませんでした。指示に従いもうひとつの年金番号を記入し、返送。うろ覚えですが、当時は複数の年金保持者は、現在加入の年金番号に統合されるので、その後は現手帳のみが有効と説明されたような気がします。・・・しかしその後、確認の連絡はありません。なんとなく不安はあったものの、年寄りから刷り込まれた「お国のやることだから」と、2冊の年金手帳を保存していました。
ところが、娘が加入年齢に達し手続きに行った市役所の年金窓口で、ふと思い出し10年前のハガキの事を話し確認することに。
「厚生年金だけですね。統合されていませんよ。」

「「「え・え・えぇぇぇ~~~!?」」」

まさか、わが身に降りかかろうとは・・・・・

「少しお待ちください」といわれ、社保庁にアクセスするらしい職員を見ながら、ドキドキ待つこと数分。。。
「わかりました。統合できます。大丈夫ですよ。」
「・・・・本当に?」
「はい、できました」
チャンチャン

10年前のハガキはどこに行ったの?きっと私一人じゃないよね・・・
住所も名前も変更がなかったのも幸いしたでしょうか?
この一件の直後「年金問題」が大々的に報道されました。
もちろんすぐ、社会保険事務所に年金記録の照会に行きました。これって納付期間は記入されているけど、金額は出ないんですね。私は自分でやっているので社保庁の引落し確認していますが、会社が天引きして詐取していた事例もあったよう。なんか、すべてが疑わしく見えてきてしまいます
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低周波音測定 職員素人Vir

2008-01-23 | 行政
市内川向こうで、おばあちゃんが低周波音被害にあったらしい。。。
いわゆる井戸端会議のレベルで、耳に入ってきました。話の内容はこう。
「友達が、家の近くに24時間営業のお店ができてから、家の中でものすごく嫌な音がして気持ちが悪くなって目が回るって。たまに行くんだけど、しばらくすると私も気持ちが悪くなるんだよ。そのうちその友達は人が変わったようになってしまって、話も取り留めなく、言っていることもわからなくなってね。最近行かなくなっちゃったんだけどね。」
被害者の方なら一言「それって!」ですね。
会話の主は、低周波音なんて言葉をまったく知らないご老人たち。

場所の当たりをつけ、そこに行ってみました。ピンポン!です。
私の体が反応します。同行した母も、同じでした。
お店の裏手は後から取り付けたような壁で囲われ直接は見えませんが、かなり大きな室外機があるようです。ウォ~ンウォ~ンとかなり嫌な音。
お店の裏手の住宅地を歩いているうちに気持ち悪く、耳が痛くなりました。発生源から100m以上離れても、嫌な音圧が襲ってきます。屋外でこれだけひどいのだから、隣接している数件の住宅でどうなのか、心配になりました。
さすがに個別訪問はできないので、不審者になる前にここまでと諦め退散。

後日、市環境課にこの件を確認。
「低周波音として扱ったかは定かでないが、苦情があり対策をした事は承知している。」との事。現場を見てきたこと、感じたことを伝え、「測定器持って、現場確認してみましょう」。。。

今日、結果を聞きました。「オイオイしっかりしてくれよぉ!」な顛末です。お粗末過ぎです。
「測定器を持って“外で”計ってきましたが、際立った数値はでませんでした。」
―――――室内で被害が発生する。
基本でしょう!!窓開けただけで軽減するのに、外でたら・・・風や交通量の多い幹線道路も近くにあるし、正確に計測などできないのは・・・

ちなみに今日の自宅は
   振動;境界62db    低周波音;25Hz72~75db

もちろん室内・窓閉め です。同行してきた年配の職員は座って即座にギブアップ!

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美味しかったよ

2008-01-21 | 日本酒
せいれ~つ!



説明は要らないネ
寒くなり始めてからお近づきになった面々
みんなお土産。
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消費者問題調査会

2008-01-20 | 行政
消費者の立場で、問題や苦情の相談解決にあたる新機関を設立するとか。
聞こえはいいですが、はたして役に立つのでしょうか?
新たな国民切捨ての窓口にならないのでしょうか?
担当省庁の風除けにならないことを祈ります。

確かに現状、「生活に身近な問題の相談先がわからない」というのは実感としてありますね。
私の低周波音問題も、実際どこに相談していいかわからないものの1つです。総元締めは環境省ですが、被害者切捨ての免罪符の発行元も環境省です。体調不良は病院・低周波音の測定は行政。しかし行政は測定結果をいかんともしがたい。では、発生源の機械は?対策は?法律は?総合的にはーーー???
上空で旋回・降下・上昇を繰り返すジェット機は?

無責任な販売店や、毎日来る電話接続会社のTEL、訳わかんない投資会社の勧誘、迷惑極まりないダイレクトFAX・・・

国民のための問題対応期間の新設も、本当に国民目線で役立つなら結構ですが、その前に最大関心事をごまかすためなら、無駄な役職で経費が増えるだけ。
「経費が増えるから」と難色を示す官僚・大臣がいるそうですが、なら、新しい機関が必要なほど役に立たないあなた方の報酬をカットすればいいじゃないですか!
お国の台所が火の車なのです。パパさんたちが缶ビールもどきを我慢するように、ママさんたちが、1円でも安い大根を買うように、あなたたちもまず節約・倹約すべきです。

年金だって、CMのようなきれいごとで済まない事を、なぜ広報しないの?
納付する国民のメリットは、納付期間免除特例ですでにもらっている高齢者と、厚生年金被扶養者でもらえる奥さんと、万一の障害年金。
単身者で、子供も成人して、65歳より前に死んじゃったらそれまでの掛金はすべて国庫に没収されて、メタボの役人の思うまま・・・納付期間が1ヶ月でも足りなかったら、これまた掛金は国庫に没収!様々な理由で未納期間があるならまだしも、ずさんな社保庁のミスで消えてたら、泣いても泣ききれません。皆さん、大丈夫ですか?
滞納者にも、納付を促していますが、残りの納付期間で需給資格が満たされますか?絶対に?民間の年金タイプの保険のどこに掛金全額没収なんてものがあるでしょう?
サラリーマンの年金は、雇用者(会社)負担分もあります。生涯掛金はかなりの高額です。元取れるだけの長生きは、この先大変そうです。

新機関、設立されたら真っ先相談しますが、はたして・・・



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ジェット音の正体は、やはり米軍飛行訓練

2008-01-19 | 低周波音被害
1月19日読売新聞朝刊・県東版“センター試験日「飛行訓練自粛します」”

防衛省は18日、大学入試センター試験が行なわれる19,20日には米軍機の飛行訓練は県上空では行なわないと、在日米軍がメールで回答してきたことを明らかにした。
県が18日、北関東防衛局に自粛を求めたことを受け、防衛省も在日米軍に自粛を要請していた。(略)

というわけで、今日の空は静かです。
民間機だって聞こえません。本来この県の上空は静かなのです。

同記事に、共産党県委員会は在日米軍に飛行中止を求めるよう、福田首相と石破防衛相に申し入れた。とありましたが、センター試験終わったらまた飛行訓練再開するのでしょうか?

またまた、たまったものではありません。
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初雪だって!?

2008-01-18 | Weblog
ここ、雪降らないし・・・
北関東だけど、夏は“山沿いは雷”地帯でPCには天敵の、落雷地帯。冬は“北部は寒く”で思いっきり空っ風!ただし、“北部では雪”の予報が当たった方が少なく、かといって“南部は雪”ではまず降らない!!降雪空白地帯・・・

毎年スタットレスに履きかえるけど、白い雪ではなく黒いアスファルトの上しか走っていない

雪も降らないのに、ただ寒いだけなんてあんまりだ~~~
雪国育ちのには、寒いだけの冬は楽しみを取られた子供のよう。
つまらな~い!寒~い!!駄々こねてやる~!!!(いくつだよ!)

去年はカザハナが数度。今年はまだまだ。。。

それより、今日は雪降らずに、ジェット機の爆音がすごかった
北関東にお住まいの方、最近空がうるさくありませんか?
それも民間機の定期便じゃなく!
民間機よりかなり低空で腹の構造がわかるくらい低かったこともあるし、時にはグルグルターンをしたり、近くに米軍基地は無いのだけれど、とにかく最近うるさい!!
今までも、自衛隊のヘリや飛行機が横切っていくこともありましたが、上空でターンはしませんでしたし、腹の構造がわかる程の異常な低空飛行もありませんでした。かなり低かったときには、機体にUSと書いてあったという人もいます。
基地周辺の騒音問題は低周波音問題も含んでいますが、今日みたいに一日中だと、基地周辺ではなくても低周波音に過敏症化している私にはかなり辛いです。

ジェット機の爆音では無く、雪に降ってもらいたいな
雪は吸音効果ありますから
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薬害肝炎の和解報道で思うこと

2008-01-14 | 低周波音被害
人づてにいろいろな話が入ってきます。近年、低周波音○○○会というものがいくつか設立されています。私が参加しているものもあります。それを含め、

「○○会は何を目指していますか?」素直な感覚です。

何がしたいのでしょう?
それぞれの会に特徴があって当然ですが、お互いの協調はあまり感じません。
自殺未遂や生活破綻の話も聞いています。被害者には、余裕があまりありません。
低周波音被害は生活の根本を滅茶苦茶にします。低周波音の不快な音圧下では、頭痛や耳痛、動悸やめまいのみならず、安眠が得られず、食事が思うに任せなくなります。病気になっても体を横たえることも苦痛となります。安息を得られるはずの〈食う寝るところ、住むところ〉が侵されるのです。それは精神的に追い詰められ、自宅が、無限地獄の拷問の場となるのです。
必然、被害者はこの苦境から逃れる術は無いものかと、ワラでもカスミでも求めます。
それは命にかかわるかもしれないという切羽詰った状況で、人が取る当然の行動だと思います。誰にもそれを、避難できません。それを愚行と罵り何も求めずにいれば、解決策はおろか、目前のワラさえつかめないでしょう。ワラの中には金のワラがあるかもしれません。
何より、被害者が求めるのは皆同じく、<問題解消>です。というのに、なぜ大同小異、ともに進めないのでしょう。これでは<参照値>の見直しも、問題解決もはるか遠くです。
薬害肝炎の和解報道を見るにつけ感じます。個々の裁判は起こせても、問題解決の裁判は起こせません。座り込みもできません。

月刊むすぶ442号の“住民運動再訪”という特集で、公害運動についてあり、とても考えさせられました。

「長い裁判をして、勝訴して初めて公害運動の第一歩になる。」

今、低周波音問題はそこまで辿り着いていません。年末に報じられた薬害肝炎の和解もまた、四日市公害と同じ長い道の半ばにあるように感じます。原告団の山口代表は和解案決議に至ってなお、「やっとここまで来れた」と言います。決して「やっと終わった」とは言いません。
近い将来、いたるところで被害発生を予測できる低周波音問題ですが、低周波音被害者はどうしたら、彼らのように問題解決への道をたどれるのでしょう。将来の被害を未然に防ぐ術を、見つけられるのでしょう。低周波音問題には、フィブリノゲンのような大標的は無く、発生源は様々。それでも被害現場には、低周波音域にピークが測定される。それが心身に悪影響を及ぼすと理解する研究者が少ない。それは研究者が、被害現場に足を運ばないからです。測定結果の数値だけ見て、被害者の感じる低周波音の不快な音圧の一部たりと感じることができるはずがありません。頭痛を知らない人に、いくら頭痛の辛さを説明しても、理解を得られないのと同じです。
いまだ大同小異一致団結がかなわず、研究者も少なく一方に偏ったまま、薬害のように実験室で再現が難しい・・・
被害が周知されていないうえに、「参照値」という免罪符を楯に、行政も、発生源も、被害者を見殺しにしようとしています。
私の家では、25Hz80dbの低周波音に曝され、水槽の金魚が1週間で全滅します。
猫が病気になります。それが、人の体に、子供たちの成長によいはずがありません。
被害の実状は、汐見医師が著書に記述されているよりはるかに深刻です。
公には、国内に自殺した被害者はいないと言われていますが、学校でのイジメのように認められ、表に現れていないだけで、(当然、死因の欄は低周波音被害による○○とは書かれていませんが)私の家では2人の葬式を出しています。
それでも、なす術が無いのです。
被害者はどうしたらいいのでしょう。何ができるのでしょう。どうしたら、大同小異まとまることができるのでしょう。
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低周波音測定器 その後

2008-01-14 | 行政
12月市議会を前に、市議と環境課長のやり取りを確認するために環境課へ行ったときの事。表向きは、その前に測定した振動と低周波音の記録の受け取り。

当の課長は電話中。担当職員相手にいつも通りの当たり障りの無い記録の受け取りの後、係長に市議とのやり取りを確認。いつの間にか課長の姿は消え、仕方なく係長に質問。「市議の質問に、課長さんは随分なことを言ったようですね。この問題はいずれ被害者が解決するでしょう。とは、いったいどういう意味ですか?」言いよどみ答えられない係長。いくつかの言葉を交わし、出てきたのは「放置するとか、(課長は)そんなつもりではなかったと思いますが、(市議に)そう受け取られたのならしかたありません。」・・・
10年に及ぶ市役所の対応が、工場に役所の指導をないがしろにするほどの状況を作り、ここまでこじらせて、すべての不都合を市民に押し付ける。責任放棄のような言葉を、課の責任者である課長が口にするのは、あまりに無責任すぎる!
この課長、定年まで秒読みらしい。市民が苦しもうと「しかたない」と波風立つのを避け、市民の生活の安全を犠牲に役人の事なかれ主義を通し、無事退職金を受け取るつもりか?その退職金は、(微々たるものの)私の納付した税金も含まれる。無性に腹が立つ!!

公務員は最低限公平であり、強者にも、弱者にも、等しく安全な生活を保障すべくあるのではないか?工場のために市民が苦しんでいたら、工場の営業に支障が起きることには配慮しても、苦しむ市民には、救済策も講じず、更なる苦しみを強いる。何か間違っているのではないでしょうか?
産業は人の幸せのためにあるのであって、人の苦しみの上に成り立つのではないはずです。たとえそれが地場産業であっても、人を苦しめて平然と利益をむさぼっていいはずがありません。
かって『女工哀史』という言葉がありました。いえ、この平成の世にいまだ『女工哀史』を生みだし、女子供を苦しめ命を奪った業態を至上と踏襲している業者(私の家に隣接する工場のように)が、いることはあまりに恥ずかしいことです。
市の産業が空洞化し、過疎化するのは当然です。地場産業至上で、「女子供の意見は論外」という女性蔑視が、いまだ当然というようなこんな恥ずかしい地域に、自分の子供を住まわせたくなどありません。それは、女の子の母親ならなおさらです。娘の幸せのために、この市から一歩でも離れるよう、諭します。

11月にアップした≪低周波音測定器≫で、前進の兆しに思えた事案は、低周波音測定器の購入予算申請でした。しかし残念なことに上層で却下され、予算計上は叶いませんでした。まだ当分、必要時には県から借用することになるようです。


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