能登半島地震の政府の対応を見て
「私と完全に違うなぁ」と気になる点が
幾つかあります。
それは
「一刻も速くしなければならないこと」
と
「様子をみながらじっくり進めてよいこと」
の優先順位が
違い過ぎるという点です。
*
たとえば
❶外国からの援助申し出を断る←早すぎ
親日国の台湾は地震の知らせを聞き
1日の夜までには
160人規模の救助隊員の準備を完了させ
日本からの要請に備えて
待機していました。
でも日本政府は
その有難い申し出を直ぐに(3日には)断っています。
それでも台湾の人たちは
日本のために募金を募ってくれ
26日に
25億4500万円も送って下さっています。
ネットでは
「中国の存在を気にしてか?」という予測が
飛び交っていましたが
4日には
他の申し出があった国(ヨーロッパなどの9か国)からの
応援もすべて断りました。
同日4日に
駐日米大使からの支援だけは受け入れると
発表しています。
そして
その約束による
在日米軍の「トモダチ作戦」は
17日と19日の2日間行われました。
外国からの救助受け入れは
この1件だけです。
❷ドローンの飛行禁止←早すぎ
2日の日
最初の報道で能登半島付近の上空に
ドローンの飛行禁止が発表されました。
自衛隊のヘリコプターとぶつかるから(?)という
理由だったと思いますが
そんなにヘリコプターは飛んでいなかった
という情報があります。
❸ボランティアの禁止←早すぎ
同じころ、道が混雑するからという理由で
ボランティアが入る事を禁止しました。
これはつい最近まで続き
1月下旬に一部の町から募集を始めました。
まだ能登半島地震の様子が
映像として伝わって来ないうちに
そして救助や援助が行き届かないうちに
禁止の項目を出すのが早過ぎると思った
「地震発生から4日目」までのできごとでした。
(ノートに記録しています)
私なら
それらを禁止する前に
人命救助のための方策をたくさん出していただろう
と思います。
*
★さて昨日気になったこと
アメリカの調査会社によるアンケートで
岸田総理は
「世界のリーダー支持率ランキング」
最下位との事です。
いい事もありました。
石川県に寄せられた義援金が
169億円あつまり
3市3町の全住民に一律5万円ずつ
配分されるとのことです。
5万円ではどこにも足りない
と思いますが
全国の皆さんからの気持ちが
被災者の方のもとへ届くのが嬉しいです。