2月16日のブログ記事で
野口健さんの
能登半島でのボランティアについてご紹介しました。
もちろん野口さんはじめ
能登半島に入っているボランティアの皆さんに
感謝と応援の気持ちを伝えたい
という事が第一にありました。
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でも実はもう1つ
皆さんにお伝えしたいことがあるのです。
それは
野口さんが届けているのは「寝袋」だという事。
2月19日までの間に全部で
8530個の寝袋を届けてくれたそうです。
「東日本大震災の時も寝袋はこんなに活躍したんだろうか?」
というのが私の単純な疑問でした。
でもどうやら寝袋の活躍は
今回の能登半島地震の特徴の1つみたいです。
地震が発生してから1か月半が過ぎても
「寝袋がほしい」
という被災地の方からの要望があったこと。
それは
いろいろな被災地で活動してきた野口さんでさえ
「初めて」と感じるできごとであること。
この事は一体
何を意味しているのでしょうか。
*
1つには
地震が発生した季節が真冬の1月だった事が
あげられます。
季節的に寒くて寒くて
普通の布団では眠れなかったのでしょうね。
2つ目には
能登半島地震の被災者の方達は
全員が避難所で過ごしている訳ではなく
ご自宅や車中泊をしている方たちが非常に多いという事が
推察されます。
しかもその場所への
電気やガソリンなどの供給は
十分に行き届いていないのではないでしょうか。
3つ目には
政府がこのような事態を把握していないか
していても放置している可能性が
あるのではないかという事です。
いずれにせよ
野口さんたちが届けてくれた8530個の寝袋のおかげで
救われた命が幾つもあったのでしょう。
そう考えると
さらに有難い気持ちでいっぱいになりますね。
ボランティアの皆さん本当にご苦労様です。
ありがとうございます。
被災地で寝袋利用の皆さまも
2月下旬
まだ寒い北陸だと思いますがもうすぐ春も来ます。
どうぞ頑張ってくださいね。
「寝袋プロジェクト」はここで終了。
次は
ボランティアの人たちが
ステイできる拠点づくりに取り組むそうです。
*
さて政治のニュースを2つ。
岸田内閣の支持率は
とうとう14%にまで下落してしまいました。
不支持は82%で
この数字は1947年に毎日新聞が調査を始めてから
初の数字だそうです。
2つ目。
立憲民主党は
盛山文化相の不信任案を国会に提出しました。