昨日のSNSには
こんな記事が幾つか流れてきました。
村山元首相が
100歳のお誕生日を迎えられたというのです。
長寿を祝って
同窓生の方たちから記念品が贈られたのだとか。
村山富市元首相は
今から30年前に内閣総理大臣を務めておられた
との事ですが
連日仕事に明け暮れていたあの頃
政治を見つめる事もなく
「長い眉毛の総理大臣」
という印象しかもっていない情けない私
(今はそんな自分を後悔していますけれど💦)
*
遅まきながら
「どんな総理大臣だったのだろう?」
と思い調べてみました。
すると
様々な事情があったのでしょうが
「自民党・社会党・(新党)さきがけ」の3つの政党の
連立内閣時の総理であることが分かりました。
(村山氏は社会党)
「よくそんな事ができたもんだなぁ」とビックリです。
歴史的にも非常に珍しい政権
だったのではないでしょうか。
今と真逆な感じで
どう転んでも「独裁」にはならないでしょうから
クリーンなイメージで良いですけれど
実際政治を動かしていくには
大変な事も多かったのではないでしょうか。
しかも任期の途中に
「阪神淡路大震災」と「オウム真理教事件」が
あった時期なので
ご苦労が多かっただろうと推察されます。
それから30年を経て
住んでいるお家も村山氏の佇まいも
何だか庶民的に感じられますし
こうやって訪ねて来られる方達もいるので
きっと良い人生を送って来られたのではないでしょうか…。
*
岸田総理はどうでしょう。
最期の時に
ご自分の人生を振り返ってどう思われるでしょう。
お若い時に志した思いは果たす事ができた
と思ってこの世から去る事ができるのでしょうか?