30日に行われた
施政方針演説について書きたいと思います。
総理大臣・外務大臣・財務大臣・防衛大臣の4人の
演説がありましたが
やはり討論の方が国会らしいと思いました。
各論について全く詳しくないので
総理大臣の施政演説についてのみ、思った事を書きたいと思います。
裏金問題について指摘された総理は
「派閥が『お金と人事のための集団』と見られても
致し方ない状況にあった。
自民党総裁として遺憾に思っている。
心からお詫びしたい。」と仰いました。
お詫びはしてくれたのですけど
「自民党総裁」の立場だけで良いのでしょうか?
総理ご自身としての謝罪と責任はどうなっていますか?
私はお聞きしたいです。
この件で
「トカゲのしっぽ」となった谷川元議員には
早くも処分が言い渡されました。
4300万円の裏金に対し
罰金100万円 公民権の停止3年との事です。
(これにも軽すぎるとの声が)
でも私は裏金問題について
一番責めを負わねばならないのは岸田総理だと思うのです。
何故なら総理には
3つの点で責任があるからです。
❶宏池会から岸田事務所への裏金問題(不記載)
谷川元議員と同じような事を総理もやっているのです。
金額が少し少ないだけで。
それを
「会計士のミスが積もり積もって」と会計士の責任にし
この頃では
「全額が銀行口座に残っているので問題ない」と
訳の分からない言い訳をされています。
国民は
「その道理が通るなら俺たちもそうするぞ!」
と怒っています。
❷「岸田派のパーティ(闇パーティとも言われている)」
これは上の件とは違い
岸田派事務所の単独案件です。
どういうことかと言うと
「就任を祝う会」などの幾つかのパーティを
「別名義の会社主催」で行い
しかし「受付等実際の業務は岸田事務所の人たちが担当」
「パーティの利益は岸田事務所に入っている」
というもの。
パーティ券は中国人留学生などに買って貰い
利益は1100万円との事です。
総理は「法に従って行った会だ」と仰っていますが
これが通れば
他の議員はみんなこの方法を真似すると思います。
法をかいくぐろうとする
一番悪質なやり方をやってみせ
悪しきお手本を示すのは
国のリーダーとしてどうなのでしょうか。
❸「自民党総裁としての責任」
仮に仮に❶と❷が潔白だとしても
本来なら「組織の長」として
総裁が責任を負わなければならない立場にあります。
26日の国会で野党の議員さんから
「裏金議員は全部で何名いるのですか?」と聞かれた時
まだヒヤリングも行っていなかった総理は
「安倍派で30人以上その他の派閥で4名」
とアバウトにお答えになりました。
今朝見たニュースによると
安倍派だけで95人
不記載の金額は5年間で6.7億円だそうです。
この1件だけでも
もう総理の椅子に座っていてはいけない
のではないでしょうか。
岸田さん個人としても
総理としても
裏金問題の一番の「当事者」であるのに
まるで他人事(ひとごと)のような
対応や答弁をなさらず
潔い決断をする事を国民は望んでいます。
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今日も昨日に続き良いお天気です。
今日から
「自分の毎日」と「能登半島地震情報」
とを分けて書くことにしました。
「自分の毎日」はこの記事の前にあります。
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または両方を、お読みください。
2月もよろしくお願いします。