ゴマサバのピリ辛焼きです。
ヤリイカ釣りの外道で釣れたゴマサバ。
ツノを飲み込んだり、仕掛けを絡ませたりする邪魔者ですが、太って脂の乗ったものはけっこういただけますよ。
ちょっと面倒ですが首を背中の方に折り曲げてサバ折りにします。
四国や屋久島などの首折りサバは、それまで生簀に生かしておいたゴマサバを、水揚げする時にサバ折りにしたもの。
刺身でいただくことができると売り込んでいる名物です。
タハラッチ個人としてマサバの方が好きですが、よさそうなゴマサバは何匹か持ち帰えってきます。
味噌煮のほか、脂が乗っていれば〆サバにすることもありますが、ピリ辛焼きや塩焼きもうまいですね。
ウロコを引いたら頭を落とし、二枚におろします。
今回は片身をピリ辛焼き、骨付きの身は塩焼きにしました。
骨は取り除かなくていいのですが、腹骨を剥き、血合い骨を抜き取ると邪魔者がないのでとてもおいしくいただけます。
これをイカの沖漬のタレに浸し、数時間から一晩ほど寝かせて味を染み込ませます。
鷹の爪を刻んで漬けておくのでピリ辛焼き。
量はお好みですが、サバの身一切れに小振りの鷹の爪を1個というところでしょうか。
味が引き立ちますよ。
沖漬けのタレがなければ、酒と醤油で漬けダレを作ればOKです。
フライパンに身を下にして焼き始めます。
少し火を通してから漬けダレを注ぎます。
焼き色がついたころ合いを見計らって裏返します。
5分くらいが目安でしょう。
皮目に焼き色がついたら出来上がり。
最初に皮目から焼く方が仕上がりの際に崩れないかもしれませんが、皮がパリッとするのは上記の手順。
これはタハラッチ流のお気に入りなのです。
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