神経ガス、ノビチョクは「新しく強力な毒ガス」の意味

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々晴れ。予想最高気温は、何とこの時期に夏日の25度です。昨日、当ブログでカレーの写真を載せました。そしたら、偶然にも昨日はカレーの日だったそうです。こうゆうことってあるんですね。しかし、中国の新型肺炎は17人の死者が出ました。いよいよウイルスが変異しているようです。SARSのようになるのでしょうか。心配です。では、本題へ。

 

　神経ガスはアセチルコリンエステラーゼをブロックする。

 

 

　アセチルコリンが溜まってしまうことでおこる症状には、筋肉の痙攣や嘔吐、下痢、筋力低下、呼吸困難、窒息、がある。

 

 

 

　死亡原因は呼吸不全または窒息がほとんど。

 

 

　ノビチョクに曝露したスクリパル氏とその娘は、発見された当時には目立った外傷の跡はなく、意識障害があり、ただちに病院に搬送されて集中治療を受けた。

 

 

　神経ガスの歴史は世界対戦から始まる。

 

 

　第一次大戦で英国軍は詳細不明の毒ガスを使ったという。

 

 

　第二次大戦でドイツ軍は、１万トン以上の神経ガス（タブン）を製造していた。

 

 

 

　１９９０年代には、日本のオウム真理教メンバーがサリンを製造して使用した。

 

 

　近年では、内戦の続くシリアでサリンが使用された。

 

 

 

　２０１７年にマレーシアでの金正男氏殺害に使われたのはVXガス。

 

 

　２０１８年の英国で起きたスクリパル氏暗殺未遂事件では司法捜査の結果、スクリパル氏とその娘に使用された神経ガスは第四世代のノビチョクというものであることが判明した。

 

 

 

　ロシア語で、ノビチョクとは「新規者」という意味。

 

 

　ノビチョクの毒性はかなり強く、VXガスのそれを超えるのだ。

 

 

　新しく強力な毒ガスということだ。

 

とある公園に佇む猫。

 

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