皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。あと四日でアメリカ大統領の就任式ですね。例年だと派手なパフォーマンスと有名ミュージシャンが出てきますが。今回は早くも、エルトン・ジョン氏、セリーヌ・ディオン氏、さらにはKISSまで、既に出席を拒否しています。どうなるのでしょうか。こんなに嫌われている大統領は初めてですね。では本題へ。
魚の骨は単純のX線写真には写りません。
そのため診断は意外に困難でした。
最近はCT画像を3次元構成してアングルを変えた切り口で診ることができるようになり、これが診断の進歩をもたらせています。
治療は外科手術が主体。
今後は腹腔鏡による手術も期待できるかもしれません。
抗菌薬のみでは「異物」による膿瘍はなかなか完治できませんね。
でも最も重要なのは予防です。
私がやっているように、魚料理が出てきたら身構えて、よく見て骨を取り除くことです。
白内障や遠視などを持つ高齢者などの視力が弱い方には、「骨のついた」魚料理は出さないほうがよいでしょう。
わたしの好きな刺身系を振舞ってほしいと思います。
お魚料理は健康に良く、美味しいのですから。
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