疫学教育の必要性

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は雨のち曇り、時々晴れ。予想最高気温は24度です。昨日の県内の新型コロナ陽性確認が、0人と二日続けての確認無しです。このまま二週間続けば、終息ということですね。またまた、嬉しいニュースです。メジャーリーグのエンゼルス大谷選手がア・リーグのMVPを受賞しました。イチローさん以来の快挙です。この調子で来年も活躍して欲しいですね。では、本題へ。

 

 

　脚気の原因はビタミンB１不足であることを証明したのは疫学だった。

 

　しかし、森鴎外を始めとする、当時の医学会の実力者は細菌説を唱えていた。

 

　森永ヒ素ミルク事件の原因も、当初は細菌混入が疑われていたが、疫学研究によりミルクに混入したヒ素であった。

 

　エビデンスに基づく医療が日本でなかなか浸透しない理由はここにあると思う。

 

　どんなに最新の技術による医療であっても、疫学をベースにした臨床試験でその評価を行わければならない。

 

　医学教育の基本的な科学として疫学教育を導入するべきだ。

 

 

　

　南城市の海岸です。

 

日本のコロナ対策の何が問題なのかについてわかりやすく書いた本。「新型コロナウイルス対策を診断する　増補版」コロナにかからないため、そして罹っても重症とならないための最新のサイエンスも満載。ウイルスの起源や進化までもカバーしています。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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