総合診療医からの健康アドバイス

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その後が問題の帯状疱疹

2020-08-25 10:35:28 | 医療情報
 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は曇り一時雨。予想最高気温は30度です。しかし、台風8号は少し軽く見てました。最接近の午後から徐々に風と雨が強くなり、渡嘉敷村では50年に一度の大雨が降ったそうです。私も所用で出かけましたが、すぐに靴の中まで雨水が入り込むほど、ずぶぬれになりました。やはり、台風。小さくても油断は禁物です。では、本題へ。
 
 
 
 帯状疱疹の皮疹はその後だんだんと消えていく。
 
 
 
 しかし、高齢者や免疫力が低下している患者では、皮疹が治った後も神経痛を残すことがある。
 
 
 
 帯状疱疹後神経痛と呼ばれるもので、ひどい痛みに苦しむ患者も多い。
 
 
 
 痛みが強いときには、生活や仕事に影響し、良好な睡眠を妨げ、生活の質を低下させる。
 
 
 
 また、帯状疱疹には、特殊な症状をきたすタイプがある。
 
 
 
 まず、ラムゼイ・ハント症候群。
 
 
 
 これは脳神経を麻痺させるタイプであり、顔面神経麻痺で顔の半分の動きが弱くなったり、耳たぶ付近に皮疹ができたり、呂律難や食事や水分が飲み込みにくい、などの症状をみる。
 
 
 
 また、別のタイプでは、腹筋が麻痺したり、大腸の動きが弱くなったりする。
 
 
 
 以上、帯状疱疹は軽い病気ではないが、今や予防可能性もでてきている。

 

 

 また所用って何?って言われそう。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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