あなどれないツツガムシ病

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々雨。予想最高気温は22度です。昨日は夜遅くまで蒸し暑い一日でした。今日は前線の通過に伴って北寄りの風になり、気温も下がってくるようです。暑いのか寒いのかよくわからなくなっています。気づけば長袖Ｔシャツを着ながら扇風機をかけている。といった具合です。しかし、あんなに雨が降ったのにたった0.2ポイントしか改善していない貯水率。やはり節水ですね。では、本題へ。

 

　ツツガムシ病とはツツガムシというダニによって媒介される細菌の感染症である。

 

　そのダニが人を刺したときに、オリエンティア・ツツガムシという細菌を注入する。

 

　人間の体内に侵入したその細菌はまずリンパ節に移動して、リンパ節炎をきたす。

 

　その後、発熱、頭痛、筋肉痛、下痢などの全身症状もきたす。

 

　重症ケースでは死亡することもあり、死亡率は約10%である。

 

　重症でみられる合併症には、肺炎、髄膜炎、腎不全、全身の紫斑などがある。

 

　病気の早期に抗菌薬による治療が開始されれば助かることが多い。

 

　しかし、ツツガムシ病に効く抗菌薬は通常のものと異なるために、適切な診療としての鑑別診断でまずこの病気を疑う、ことが重要となるのだ。

 

 

　

　沖縄本島北部、本部町の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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