内臓の再生効果

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

 

　今日も沖縄は晴れ、所によりにわか雨。予想最高気温は33度です。今日は旧盆のウークイです。色々お供えして、ウチカビを燃やしてお送りします。数十年前は、旧盆が終わると、少しだけ涼しくなったように感じました。がしかし、週間天気を見ると、ずっと真夏日が続いています。水分ミネラル休養を取ります。では、本題へ。

 

 

　多くの研究者たちは、断食の効果は体重減少によるものだと考えている。

 

　しかし、一部の研究者は一定期間の絶食によって内臓の組織が再生することの影響もあると考えている。

 

　動物実験では、老化でダメージを受けた組織が、絶食やカロリー制限で再生されることが確認された。

 

　糖尿病のマウスモデルでは、絶食もどきダイエットを導入した結果膵臓のβ細胞というインスリンを分泌する細胞の機能が回復していた。

 

　絶食後のマウス膵臓についてその効果を詳しく調べてみると、膵臓の前駆細胞の数が増えていたのだ。

 

　この「絶食後の幹細胞の増加」現象は新しい糖尿病の治療方法として今後注目される可能性があります。

 

　これまでは、いちど廃絶した膵臓のβ細胞機能が回復することは無いと考えられていましたが、この絶食もどきダイエットがそれを可能にするかもしれません。

 

　それも膵臓を移植せずに行うというものです。

 

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