皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。しかし、昨日の九州北部の豪雨は恐ろしいですね。ある市では、一時間雨量が何と、129mm に達したそうです。よくバケツの水をひっくり返したようとか言いますが、そんなものではないでしょう。もうひどいとしか言いようがありません。被害が拡大しないことを祈ります。では、本題へ。
日本人が米国や英国のレストランに行くとびっくりするのが、オーダーして出てくる食事の量の多さ、です。
ビッグマックやワッパーなどのファーストフードメニューは日本でも同じサイズですが、一般のレストランメニューのサイズがとにかく大きいことに驚きます。
これも、肥満者の増加の原因の一つでしょう。
最近の研究で、食事内容や食器のサイズと肥満のリスクに強い相関があることがわかりました。
ビッグサイズのメニューはもちろん、大きく深い皿、マグカップ、そして大きなスプーンやナイフを使っていると太るリスクが高くなります。
別の研究によると、ラージ(大)サイズメニューを除くだけで、1人あたりの摂取カロリーが、米国で約20%、英国で約15%減らすことができる、ということも明らかになっています。
メニューのサイズではなるべく小さめをオーダー、がオススメです。
日野原先生です
待望のシリーズ第三弾!テレビや新聞より早いグローバルな情報や科学的に正確なエビデンスに基づき、サプリなどの宣伝なしの信頼性の高い中立な情報をお届けします。キンドル版「知っておくと役に立つ最新医学2017(ノンフィクション)」こちらいかがでしょうか。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。2016年のメルマガまぐまぐ大賞「健康」部門5位に選ばれました。
迅速・的確なトリアージができる!ナースのための臨床推論 [単行本] [2016] 徳田安春、こちらナースの皆様はもちろん、これからナースを目指す方、看護の情報を知りたい方にもどうぞ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます