総合診療医からの健康アドバイス

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わかりにくい医療用語の誤解例:続々

2017-03-01 09:33:51 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。もしかしてだけど。某新聞によると、ロシア、プーチンががっかりしているらしいそうです。そうトランプ大統領に対してです。あれだけ選挙中や就任してからも、「プーチン大統領はすばらしい」などと発言していたにも関わらず、対ロシア政策は一つも進展がないそうです。さすがのプーチン大統領もやきもきしてるのでは、といわれてます。一部の評論家はトランプ氏はこうゆう取引は上手、という人もいるそうです。もしかして外交上手では、との声も。では本題へ。
 
 
 
今回は、クリニカルパス、メタボ、EBM、エビデンスの4つの用語の誤解例です。
 
 
 
 
Q12. 「クリニカルパス」についての誤解

 
1.        外来担当医師を曜日別と診療科別に明示したスケジュール表

2.        病院に訪問するときに必要となる身分証明用のパス

3.        治療の手順について担当医師の個性を重視して個別に作成した診療スケジュール表



 
Q13. 「メタボリックシンドローム」についての誤解

 
1.        腹囲がある基準以上の太っているひと

2.        肥満者のうち悪玉コレステロールが高いひと

3.        生活習慣より遺伝的体質が主な原因である



 
Q14. 「EBM」についての誤解

 
1.        医師の経験や勘を排除する標準的な医療

2.        仮説や想像に基づいた研究を行うこと

3.        少数例の報告でも有効であるといわれた治療をもちいること



 
Q15. 「エビデンス」についての誤解

 
1.        それぞれの病気の専門家が主観的に決めて広く勧めている治療法

2.        民間療法のうち大多数は「エビデンス」があり効果が証明されている

3.        動物実験で有効性が確認された治療法

 

 

いい散歩コースですね

 

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