世界で最も重要な診療科とは

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々雨。予想最高気温は31度です。まるで梅雨のように週末から、今日にかけて、雨が降っています。からりと晴れるのはいつの日になるのでしょうか。いつの日にといえば、男子ゴルフの国内三大メジャーの一つ、日本ゴルフ選手権で石川遼選手が初めて優勝しました。ツアー優勝が三年振りだそうです。頑張りましたね。これからも期待しています。では、本題へ。

 

 

　世界的にみて、最も重要な医師の専門分野は何でしょうか？

　それはプライマリケアです。

　プライマリケア医は人々の健康問題の約90％に対応できる、と世界銀行が認めています。

　約100カ国の保健医療を調べた最近の調査は、プライマリケア・システムが確立している国では、平均寿命は長く、乳児死亡率も低いことを示しています。

　近年になってプライマリケア体制を整備した、ブラジルやルワンダ、スリランカ、タイなどの国々では、小児死亡率が低くなっています。

　2015年に国連が中心となって、世界中の国々の政府が持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals: SDGs）を採択しました。

　人々のより良き将来を実現するために今後15年に行うべき行動の目標です。

　この中の重要な方略の一つとしてプライマリケア・システムの拡充が挙げられています。

 

こちらは南城市佐敷、仲伊保の旧佐敷マリーナです。

 

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