
グランデコのスキー場は、連休までは営業していたようです。今は、シーズンオフ。いつもはこの時期でも運行してるはずのパノラマゴンドラは、今年7月1日からの運行になるとかで人影なく寂しい感じ。

でも、我が家はゴンドラには乗らないから大丈夫!歩いて登ります。
今年は、3月に降った雪が多かったそうだけどもう5月も半ばを過ぎて雪はだいぶ解けています。

雪の残っているところや・・・・


解けてしまったところを歩いたり、休憩したりして

ここ数年、同じようなコースをたどっています。


前日の浄土平よりは勾配がきつかったけど頂上まで行かないで降りてきました。無理は禁物!中高年です。

さあ、キャンプ場にもどって最後の夕食。この日、常設テントサイトに学生さんが来るという日です。戻る途中に中学生らしい一団がキャンプ場へと歩いていました。ちょうど一学年くらいの数です。宿泊は休暇村で、夕食をキャンプ場で作ってキャンプファイヤーなどで楽しむようです。常設サイトとは少し離れているので、少し声が届くくらいでした。




D地区の周りに咲いてる可愛い花を撮ったりしていると急に花火が2発、パン、パンッと鳴りました。まだ、明るい昼間の花火です。
この音でメイは一気にぶるぶる震えがきて止まりません。
花火大会の始まりかと思っていたら、少ししてキャンプ場の係りの方が軽トラでやって来ました。
「さっき、この近くで熊の目撃情報があったので、威嚇の花火を鳴らしました。もし、見かけたらすぐ車に避難してください!」
って!! 熊、やっぱりいるんだ。出没注意の看板は、よく見かけたけどホントに?
その方が言うには、キャンプ場で見たという話は今までないし、こんな開けた場所には近寄りにくいそう。
この辺の熊は、ツキノワグマで元はおとなしい気の小さい性格なんだって。
なので鈴をつけたりして人間がいることを知らせたり、火をたいたり、エサになる残飯などを置いたままにしないようにしたりするのが有効だそうです。

しかし、その話を聞いてから怖くて怖くて。夜は、しっかり薪を燃やし、トイレや炊事場の明かりは早めにつけたままにしておきました。でも、暗くなってからすぐ近くなのにトイレに行くのがちょっと怖い。トイレや炊事場の後ろの木立の中に何か黒っぽい影のようなものを見ると「くま」?に見えて・・・・明るくなってから見たら、ただの木だったりしてね。
キャンプの夜は、いつも就寝が早いけどその夜はもっと早くテントへ入りました。
夜遅くと早朝にキャンプ場の方が車で回ってくれていました。結局、熊との遭遇は無かったけどとても身近に感じた熊出没情報でした。
最終日の夜。のえちちは、気になってよく眠れなかったそうだけど、私は熟睡できたみたい。