演劇知

劇的考察譚

「Hexe」「Tempest」とは1

2019-03-21 23:22:41 | Weblog


修了公演無事終演しました。ご来場ありがとうございました。

1で芝居を打ちたい子達が募り、「Hexe」「Tempest」の二本打つことができました。

時間がない中での脚本作り。上演時間や練習時間を考えるとストーリー重視の感動話は難しいかなと判断。20代好んで書いていた「SST(ソリッド・シチュエーション・スリラー)」で行こうと決める。これまで書いてきた作品のエッセンスと、彼・彼女達のやりたいことをミックスさせ創作。


各演目振り返り。

○「Hexe」
設定「魔女裁判」とルール「ワードウルフ」をミックス。「ワードウルフ」をどうやったら面白く表現できるかを考えていたが、同時上演の「亡き王國」でプロジェクターを使う予定だったのでお題を映写しようと決める。プラスして同音異義語のお題にし、仲間内で揉めさせる…という流れにする。

役名は四国の地域の名前。

○「Tempest」
設定「シェイクスピアの『The Tempest』」とルール「天秤問題」をミックス。天秤問題の表現に関しても等号不等号を映写することで解決。観客に分かり易くなったかなと。事前アンケートで「伏線が張られた作品」とあったので要所要所に犯人探しの伏線を張る。

役名は「The Tempest」の登場人物をモジって。「三良坂」の「三」は本当の偶然。自分でもびっくり。こういうことってあるんだね。



毎年やりたい役アンケートに突拍子もないことを書いてくる子がいるのだが、今回は控えめなの子が多いのか、設定に絡むような希望がなかったため比較的自由にやらせてもらえた。



短い時間で皆一生懸命に芝居作りをしていた。よく頑張りました。

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