My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

くらくらします

2012-03-11 20:51:11 | 日記
新聞にこの震災で亡くなった方々の名前が載っていて
男女問わず年齢も様々で この名前を持つ人一人一人に物語があって 周りにたくさんの人々がいて それぞれの思いがあり

と考えると ただただ切ない。

テレビも昨年の映像がたくさん流れていて 比較して現在の映像を見ると復興ってなに?と思ってしまう
まだまだ、時間はかかるのでしょうね…異常な事態ではあるのにそれが毎日の「生活」になってしまっているということが悲しい。



 

松尾芭蕉「おくの細道」

2012-03-11 14:47:22 | 日記
長女ちゃんの国語のテストの裏に、奥の細道の序文が載っていたのを見つけました。
松尾芭蕉、伊賀国出身の俳諧師ですね。俳句はあーんまり興味ある分野ではないのですが、これは・・・。


『月日は百代の過客にして行きかう年も また旅人なり。
船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして 旅をすみかとす。
古人も多く旅に死せるものあり。・・・・・


年月つまりは時間そのものが旅をしており、私たちも時間を旅しているものであると。

実際のいわゆる旅は交通機関や情報網の発達によって驚くほど変化してきました。室町期から比べてはもちろんですし、20年前とだってずいぶん変わっています。しかしながら私たち人はほとんど変わっていない。知識が増えた、ような気がしているけれども逆に知恵がなくなってきているような気さえします。

もう一年 まだ一年 早かった。でも なんというか盛りだくさんで苦しいくらいいろいろあった。
地震 津波 そして原発。付随しての悲惨な出来事の山です。旅しても旅しても螺旋のようにくるくる同じところを回っているような

でも それでも少しずつでも進んでいると思う、思いたいです。



全然関係ない紀行文なのにどうしてこれを取り上げるの私?
と思ったら 東北北陸地方をめぐった紀行文でしたね、これ。全行程約600里(2400キロメートル)、日数約150日間(約半年)の旅でした。「おくの細道」では、大垣に到着するまでが書かれています。



ここ最近ずっと11日の映像が流れている

みてるとつらくなるね もちろん直接被災された方々はもっと ですね・・・