野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

茨城のメロン 舌がピリピリ

2021-06-05 00:00:00 | 絵日記
私の大好きな作家
向田邦子さんはメロンが大好物
エッセイにも何度か登場する

印象に残っているのは
入院した時
沢山のお見舞いメロンに囲まれたが
病室で食べる味の空しさ

やっぱり健康で
皆でわいわい食べるメロンが一番
全くその通りだ


日本の高級メロンには編み目模様がある
スペインのメロンは編み目無し
黄色や緑のフットボールのような形
ネットリ感も軽く
さっぱりした甘さで食べやすい
マクワウリを美味しくした感じ
値段も手頃だった


メロンは嫌いという人もいる
嫌いというより
舌がピリピリしびれて食べられない
唇の周りもかぶれて赤くなる
これがキライの理由
娘のアレルギーで知った


メロンを食べて
ノドのピリピリやイガイガ
口のかゆみの原因は3つある

1】メロンに含まれるククミシンという
  タンパク質分解が口の中の粘膜を
  分解したため

2】熟しすぎたメロンを食べて
  揮発性物質が発生し
  口の中を刺激したから

3】花粉症体質の場合
  口腔アレルギー症候群を
  発症したため


メロンは必ず常温で熟成(追熟)させる

メロンの食べ頃の見極め方は
お尻のくぼみを指で押すと柔らかく
熟れて強く甘い香りがしたら

メロンの食べ頃の見極めを間違えると
健康な人もかぶれたりする

編み目模様にハマっているうちに
甘い香りが漂ってきた
そろそろ食べ頃だ
















松澤さんから頂いた