前回書いた「坂口 拓・引退興行~男の花道 最後の愛~」は
いよいよ明日から!
ヒューマントラストシネマ渋谷にて一週間限定レイトショー!
思えば俺も8年前・・・
2005年12月3日、当時38歳だった俺は
自分で自分のスタントマン引退式(引退記念上映会)というのをやったのです。
自分で自分の引退式を企画・演出・実行しました~!
だって誰もやってくれへんねんもん・・・
わははは、とにかく俺を応援してくれた友達や身内に
堂々と「俺、引退します!」ってことを発表したかったのよ。
フェードアウトはいややった。
はっきり自分なりに“ケジメ”みたいなものをつけたかった。
実は俺の場合は30歳の時に一度スタントマンを引退して
(3年ほど某有名バイク用品メーカーで働いていました。)
その後33歳でまたスタントマンに復帰したから
38歳の時の引退というのは“二度目の引退”になるんですけどねw
一度目の引退の時は徐々にフェードアウトしていったので
自分の中で不完全燃焼というか未練のようなものが残っていたし
今度引退するときはきっちり堂々と“引退式”をやろうと決心していたのです。
さて引退式といってもどうしようか・・?
とりあえず引退記念自主制作映画を撮って、
会場借りてみんなの前で上映会をしよう!と考えました。
当時はブログもやってなかったしパソコンやネットのこともよくわからなかったから
自分で会場を借りて、自分でチラシつくって、いろんな人に郵送して・・・
ほんま我ながらマメ吉やと思いますわ。
引退記念作品として「淀川バク転キッド2」を上映して会場は大いに盛り上がりました!
これがその時のチラシです。

“3F研修室”というのがちょっとカッコ悪いw
せめて大ホールとかでやりたかったけど俺ごときの引退式にそんなに人は集まらないし・・・
それでも100人くらい人が来てくれて
花やらお酒やら餞別までいただいたりして・・・
ほんま一生忘れられない記念日になりました!
あの時、会場に来てくれたみなさま、
メッセージやお花を送ってくれたみなさま、
ほんとうにありがとうございました!
遅ればせながら改めてお礼申し上げます。

おかげさまでスタントマン引退後も堂々と楽しく生きています!
自分で自分の引退式を企画・演出・実行するやつも少ないと思うけどw
ケジメというか踏ん切りをつけるためにはそういうことも必要だと思います。
人にはそれぞれの主義・主張・哲学・美学があるもんね。