さてさて6月1日に観てきた「バレット」の感想です。
☆ネタバレありなので知りたくない人は読まないで下さいね。☆
う~ん・・・めちゃめちゃ良かったとは言いませんが・・・なかなかシブい映画でしたよ。
俺のような40歳以上のスタローン“マニア”にはオススメできる映画ですが
若い人にはあまり楽しめない映画かもしれません。
ほんま良くも悪くもシブ過ぎます。
監督はウォルター・ヒル、
俺の今までの人生の中で観た一番大好きな映画「ストリート・オブ・ファイヤー」(1984年)の監督です。
「バレット」にも「ストリート・オブ・ファイヤー」を彷彿させるような演出がたくさんあって
俺は劇場でニヤニヤしながら観ていました。
まずオープニングシーン、
ミドルテンポのシブめのロック調の曲が鳴り響き、
薄暗い都会の片隅での回想シーンから物語が始まります。
オープニングはなかなカッコよかったです。
薄暗い画面にBGMは常にシブいロック調の曲が使われていました。
ラストのバトルも「ストリート・オブ・ファイヤー」の
マイケル・パレとウィレム・デフォーのハンマーバトルのような
スタローンと悪の大男のアックスバトル!(斧と斧での殴り合い!)
一対一の男と男のタイマン勝負!ほんまシブ過ぎるぜ!
しかしスタローンはこの作品や「エクスペンダブルズシリーズ」でも
タトゥー入れまくり、銃撃ちまくり過ぎるで・・・
アウトローとかワルとかばっかりやね・・・
特にバレットのタトゥーは
なんか東映任侠もののヤクザのモンモンみたいでちょっと変な感じ。
ハデなタトゥーは張りのなくなった皮膚をごまかすためなのかなと思ってしまう。
スタローンはスポーツ選手ではなく
俳優だからステロイドを使おうが何をしようが構わないと思うけど
なんかちょっと観てて痛々しい・・・
スタローン、66歳、もう素っ裸に脱がなくていいと思う。
Tシャツ姿でも十分かっこいいんだから!
若い頃の「ロッキー」や「ランボー」は永遠に俺のヒーローです!
今はもう少し自然体で66歳の男の渋さやカッコよさを表現してほしいな・・・
シュワちゃんの「ラストスタンド」がめちゃくちゃ良かっただけに
スタさんの「バレット」にも期待してんけど・・・俺の中では今回は完全にシュワちゃんの勝ちですね。
それでも俺はスタさんを信じるぜ!
スタさんとシュワちゃんと共演が話題になっている映画『ザ・トゥーム(原題)The Tomb』も楽しみです!