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『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』炎の大仁田、涙の男塾!② ~新入塾者、涙の度胸試し!~

2013-06-30 15:41:59 | 元スタントマン

さてさて前回のつづきなのですが・・・
前回予告した「大仁田塾長が俺のボロアパートにやってきた!?」の前に
「~新入塾者、涙の度胸試し!~」の事を書きますね。

「男塾」への出演が決まり、最初の撮影でまず自己紹介をしました。
わはは、今見るとバンダナが恥ずかしい・・・当時はカッコイイと思っていました・・・w




実際にあった大仁田さんの印象は、
プロレスラーとしては大きくないなーっていうことと
ギラギラした目が印象的でした。




次の撮影は「~新入塾者、涙の度胸試し!~」ということで
ロケバスに乗って千葉県市原市の広大な荒地に立つ古い小屋に連れていかれて
“爆破の恐怖にどれだけ耐えれるか?”ということをさせられました。
まあ今でいう“リアクション芸人”みたいなことをさせられたのですw



もちろん、放送作家さんが台本を書いているのでしょうが
塾生たちのリアルなリアクションを撮るために
塾生たちには詳しい内容は知らされずに撮影がはじまりました。

大仁田塾長と塾生たちが小屋に入り、
時限爆弾が数秒ごとに爆発していき、だんだん爆破が小屋に近づいてくるという。
そして最終的には小屋も大爆発するというので
塾生たちは小屋の中でどこまで耐えれるのか?どこまで耐えて根性をみせれるのか?!
というハチャメチャな内容でした。




「ドカーン!」「ドカーン!」と爆破が小屋に近づいてきます!




スタントマンとしてまだまだ新人だった俺は爆破の音にも慣れていなかったので
正直なところちょっとビビっていました・・・


「バーンッ!!!」




突然、小屋の中で爆発がおこり、炎が上がりました!

俺の座っていた場所の真後ろで爆破があったのでめちゃめちゃビビりました!



すごい音だったので耳が「キーン!」となって片方の耳がまったく聞こえない!

俺はマジで一瞬パニックになりました。

おいおい、無茶するよなこの番組!シャレにならんで!

普通、爆破の撮影をする時には爆破に近い人には必ず[耳栓]をさせるのが常識なのです。

「逃げろ!」という誰かの声で、塾生たちは小屋から脱出して逃げます!




「ドカーーーンッ!」






小屋は大爆破!




これくらいの炎があがると離れていても熱いですよ!




「みんな、大丈夫か!?」 




男塾師範代・中村有志さんが叫ぶ!

「おい、塾長がいないぞ!」「塾長を探せ~!」




懸命の消火作業!




ようやく鎮火して・・・ガレキの下から・・・




「塾長!」




塾長はボロボロになった体で・・・

「お前ら、これが度胸じゃーーーっ!!!」と絶叫!




俺たち塾生は一斉に「押忍!」




こうして「男塾」は今日も行く・・・・!




・・・・というような感じでこの日の撮影は終わりました。

大仁田塾長は本当に小屋の中に残っていたのか?!

あの爆破の中で本当に無事だったのか?!

ふふふ、それはみなさまのご想像におまかせします。


俺は爆破の衝撃で片方の耳が聞こえなくなったので撮影後病院にいったところ
鼓膜は破れてなかったけど
神経にダメージを受けているので一週間くらいは聞こえにくいでしょう。
ということでした。
その後徐々に聞こえるようになりましたが・・・
ほんと塾生たちに[耳栓]くらいさせないとヤバかったと思いますよ。>当時のスタッフさん

派手な演出のバラエティ番組とはいえ安全性を最重視しないと思わぬ事故になりますからね。


この頃の大仁田さんの人気は凄まじく、本や写真集も数多く出版されていました。

この「男塾」もこの撮影後、本になり




俺も塾生として紹介されました!




・・・・・つづく

次回予告「大仁田塾長が俺のボロアパートにやってきた!?」

 お楽しみに~!

コメント (6)
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