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「エリジウム」感想(ネタバレあり) アクションシーンはマッドマックス+ターミネーター!?

2013-09-23 22:29:47 | 映画

祝日の今日も仕事だったので疲れました~
昼間はまだまだ暑いですね~

さてさて土曜日に観てきた「エリジウム」の感想です。

☆ネタバレも書きますので知りたくない人は読まないで下さい☆

俺の率直な感想は「めちゃめちゃよかった!」です!

ストーリーは
未来の格差社会をテーマに描いたSF映画なのですが
御都合主義のハッピーエンドじゃないところが切なくドラマチックでした。

やはりまず映像の凄さに驚愕しました。
冒頭のシーン、2154年の荒廃した地球、
廃墟となった高層ビル、スラム化した街などかなりリアルな映像に圧倒されました。



映画雑誌で読んだ情報ですが
荒廃したスラム街のシーンは巨大なゴミ収集場で撮影したらしく
撮影中も悪臭で大変だったそうでスタッフは防毒マスク着用で撮影していたそうです。

CG一辺倒ではなく
こういう過酷な撮影現場でのエピソードを知るとますます映画を観たくなるんです。
やっぱ映画マニアですわ、俺は。





宇宙に浮かぶスペースコロニー“エリジウム”もフルCG映像だと思うのですが
その独創的な世界観に驚かされました。
美しいのよ、エリジウムは・・・一見はね・・・

エリジウムと地球を行きかう小型シャトルの飛行シーンや離発着シーンもリアルでした。
噴射口やフラップの動きが細かくてまるで本当にシャトルが実在するかのような錯覚さえ感じます。

ドロイドと呼ばれるロボットのデザインも
フルカバーではなくところどころメカがむき出しなのがリアルでカッコイイ。

未来の兵器や銃の造形や動きもリアルで細かいところまで描いてありました。
ブローバックや弾道の描き方まで全てに拘りを感じます。

主人公のマックス(マット・デイモン)が体にパワードスーツ(強化外骨格)を装着されるために
手荒い手術を受けるのですがこれがまたリアルすぎて痛い~w

ほんとこのニール・ブロムカンプって監督は細部の描写まで拘る監督ですねー、感動しました。


さて、俺の大好きなアクションシーンは・・・これがめちゃくちゃカッコ良かったのです!

俺流に言うならば「マッドマックス」+「ターミネーター」って雰囲気で激シブ!

荒廃した廃墟や荒野を駆け抜けるマシンはなんとGTR!



しかもGTRは防護用ルーバーや武器らしきものも装備され
まさにマッドマックスのブラックインターセプターを彷彿させてくれました。
時間はわずかですがこのGTRのシーンはマッドマックスマニアは必見かも!
しかしバイクは登場しません・・・

パワードスーツを装着した戦いぶりはターミネーターのT800を彷彿させるし
パワフルでダイナミックでした。

銃撃戦の描写がめちゃくちゃ良かったです!
派手なだけのただのドンパチではなく
ジョン・ウー監督のようなスローモーションを入れたり、音声を工夫していたりと
叙情的にもグッとくる銃撃シーンでした。

敵役のクルーガーは日本刀や手裏剣も使うしどこかユーモアを感じさせるキャラです。
髪型やヒゲヅラがあのチャック・ノリスを彷彿させますね~




ジョディ・フォスターは相変わらず知的で美しいけど
ちょっとムッチリしていて熟女の色気がムンムン!




現在の世の中でもますます貧富の格差は広がりつつあるし
未来はこの映画のような世界になってしまうのではないかという不安もあります。

果たして人類の未来は・・・

観終わった後いろいろ考えさせられる映画でした。

コメント
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