先日、
レジェンドアクションスター
倉田保昭先生の
舞台挨拶を観て
年老いて
益々精悍なられた
御姿を見て
大変感激しました!
そこで
俺がスタントマン時代に
倉田先生に絡ませて
いただいた時のことを
自慢・・いやいや
思い出話を
させてもらいますw
今から31年前、
1993年の事ですが・・
倉田保昭主演の
「となりの凡人組」という
Vシネマの撮影で
御一緒させていただきました。
(俺が参加したのは
となりの凡人組2と3です)
当時、俺は26歳、
倉田先生は
当時47歳くらいで
渋みと貫禄に
益々磨きが掛かってきた頃ですが
「となりの凡人組」では
コミカルな演技が
おもしろかったです。
俺は倉田プロ所属ではなく
ワイルドスタントチーム所属でしたが
当時は倉田プロと
ワイルドスタントとは
お互いの仕事を
手伝いあったりする関係でした。
当時の倉田プロの
マネージャーであった臼木さんと
アクションコーディネーターであった
多賀谷さんには
大変お世話になりました。
「となりの凡人組2」の撮影では
廃工場で倉田先生演じる凡野組長を
バイクに乗って襲いかかる
悪党を演じました。
倉田先生を至近距離で
バイクで追いかけ回すのは
緊張しましたが
間一髪、ギリギリのところで
身をかわす倉田先生は
さすがでした!
棒でブン殴られて
転倒するスタントもやりました。
もちろん撮影用の
柔らかい素材で
できた棒ですが
けっこう痛かったですw
バイク以外の
素手のアクションシーンでも
倉田先生に絡みましたが
顔以外は
マジ当てアクションの倉田先生、
キックやパンチは
かなり痛かったですw
撮影の合間の休憩時間に
倉田先生が
「ワイルドさんは何名くらい
いらっしゃるのですか」とか
「普段はどういう練習を
されているのですか」と
丁寧に敬語で
俺に話かけてくれたので
倉田先生って
温厚な方なんだなーと思いましたが
いざアクションの撮影が始まると
キックやパンチを
バシバシ当ててくるので
ちょっとビビってしまいました・・
腹にパンチをくらった時は
息ができないほどでしたが
気合いを入れて
がんばりましたよ!
俺はスタントマンとして
あまり大した経歴を
残せませんでしたが
和製ドラゴン、
国際的アクション・レジェンド
倉田保昭先生に
少しでも絡めたことは
自慢であり
若き日のいい思い出です。
あれから31年経ち
俺はアクション業界を引退して
20年になりますが
今でもアクション&バイクは
趣味として楽しんでおります!
嗚呼、中年真っ只中~!