「ランボー ラスト・ブラッド」を観てきました。
70歳を超えて
ランボーを演じた
スタローンの雄姿に感動!
しかしながら・・・
映画自体は悪くはなかったけど
「これがランボー?」
と言いたくなるような
過去のランボーシリーズとは
あまりにも異質な作品になっていて
スタローンファンとしても
複雑な心境です。
思えば1982年に公開された
シリーズ第一作「ランボー」(FIRST BLOOD)から
38年もの月日が経ったんですよね・・・
時代背景も随分変わり
ランボーシリーズの
ストーリーや脚本を書くのも難しくなってきたのか
今作の内容、展開が安直で軽く、
ハラハラドキドキも感動も少なかった
というのが正直な感想です。
今作のストーリーをざっと説明しますと・・・
元グリーン・ベレーのベトナム帰還兵、
ジョン・ランボーは幾度となる孤独な戦いを経て
故郷アリゾナの牧場で友人女性マリアと
その孫娘ガブリエラと“家族”として
慎ましやかな生活を送っていた。
しかしガブリエラが
メキシコの人身売買組織に
拉致され行方不明になってしまう。
ランボーはガブリエラを救出するため、
単身、メキシコへ乗り込むのだが・・・
以下、内容ネタバレで感想を書きます。
冒頭の災害人命救出シーンは
よかったです。
馬に跨っての
“スーパーボランティア”ランボー!
映画の掴みはOKです!
牧場での馬の調教をするランボー、
スタローンって乗馬が凄く上手い!
スタントダブルの活躍もあるだろうけど。
ガブリエラちゃん、
可愛いけど宮川大輔や前田敦子に似た
ピグミーマーモセット顔ですw
メキシコの人身売買組織、
極悪アホ丸出し集団。
メキシコってほんまにまだこんな
無法地帯のところがあるの?
危険すぎるやろ・・・
国境を突破し、
単身、悪の組織に乗り込むランボー!
戦い方も真っ向勝負で
ナイフでブッ刺し
カナヅチでブン殴ります!
一度は返り討ちにされ
ボコボコズタズタにされるも
謎の女性に救出されるランボー、
驚異の復活力で反撃開始!
ガブリエラを救出するも
ガブリエラはあっさり死んじゃいます。
このあたりは
「ランボー/怒りの脱出」でコー・パオが
あっさり死んじゃうシーンを思いだしました。
愛する“娘”を殺されたランボーは
復讐の鬼と化し
元グリーン・ベレーのスキルを活かし
数々のトラップを仕掛け
悪の軍団どもを惨殺しまくります!
まあそれにしても悪の軍団が
アホ過ぎてバタバタ死んでいくのは
ちょっとあっけなかったです。
弓矢でラスボスを追い詰めるランボー!
やっぱ弓矢を引くランボーは最高にカッコイイ~!
弓矢で串刺しにした悪ボスを
生きたまま心臓をエグり出すシーンには
目を背けたくなりました。。。
暴力シーンは残酷描写が
ハンパないです。
ナイフでブっ刺したり、
斬首したり、弓矢が突き刺さったり、
心臓をエグり出したり・・・
暴力の残虐性のリアル過ぎる表現は
暴力の抑止力にもなるでしょうが
その逆もあるでしょうね・・・
先日のボウガン殺傷事件もあったし
いくら[R15]とはいえ
ちょっと考え物です。
ラストはランボーは死んじゃったのか・・・
馬に跨って走り去ったのか・・・
続編が作れる要素を含んでのラストシーンだったので
まだランボーシリーズは続くかも・・・
エンドロールで
過去のランボーシリーズの名場面が
流れるシーンは強烈に感動しました。
これが観れただけでも満足です!
「ランボー ラスト・ブラッド」
満足度・・・68点
目を奪われがちですが、実はストーリー展開や脚本も秀逸だったと思います。ボランティアや傭兵たちとの信頼関係の変化がよかったです。ピンチの脱し方も劇的な演出がありました。しかし「ランボー/ラスト・ブラッド」は全てが安直な展開でドラマチックさが足りなかったと思います。でも70歳を超えてなお男の色気全開のスタさんがランボーやロッキー、エクスペンダブルズを演じる限り、ついていきましょう~!
見ましたが・・・
最近の映画は、プライベートライアンもそうですけど、ちょっとリアルになりすぎてて・・・
あまり「見たい!」って感じませんでしたよ・・・
グロいシーンは俺も苦手ですが
カット割りや特殊メイク、CGの使い方などを
客観的に観るのも映画の楽しみ方の一つです。
観たいやつは観て観たくないやつは観なくていいと思いますw