「るろうに剣心 最終章 」二部作、
〔The Final〕に続き
〔The Beginning〕を観てきました。
〔The Final〕に比べ
アクションは少なかったけど
重厚なストーリー、
切なくも美しい映像が
素晴らしかったです!
〔The Beginning〕は
今までのシリーズの前章の話で、
スター・ウォーズで言えば
エピソード1的な感じかな。
俺は「るろうに剣心」の原作マンガを
ぜんぜん読んだことがないので
連載された順序をよく知らないのです。
動乱の幕末で
“人斬り抜刀斎”として
恐れられた剣心が
「不殺(ころさず)の誓い」
を立てた理由、
左頬に刻まれた
十字傷の謎が明かされます。
最愛の人を殺した相手を
好きになってしまうという
悲運の切ないラブストーリー。
とにかく全編、全カット、
映像の作り込みが
素晴らしかったです。
衣装、小道具、美術セット、
照明、カメラワーク
俳優陣の素晴らしい演技、
とても見応えがありました。
特に雪の中での
クライマックスシーン、
“悲劇の一撃”は
切なくも美しく叙情的で
グっときました。
アクションは
“逆刃刀”を使った
今までのシリーズとは異なり、
“人斬り刀”を持った
冷酷非情の暗殺者、
狂気の人斬り抜刀斉全開!
斬りまくります!
特に冒頭の
アクションシーンは圧巻!
囚われて
後ろ手に縛らていた剣心が
狂犬のごとく
相手の耳を噛みちぎり、
刀を口に咥えて
大勢の敵を惨殺するシーンは
かなり衝撃的です。
腕を斬り落としたり
血しぶきドバー!
もあります。
しかしながら
残酷一辺倒というわけではなく
少しアクロバティックな
動きを取り入れたり、
雪山でのトラップや
爆破シーンなど
エンタメテイストもあり
シリアスとエンタメの
バランスがよかったと思います。
10年間続いた
映画「るろうに剣心」シリーズも
今作が見納めということで
感慨深いものがあります。
谷垣健治アクション監督のもと
俺のスタントマン時代の
友人、知人のスタントマンも
このシリーズに参加しており
今までの邦画の時代劇の
既成概念にとらわれず
世界に通用するエンタメアクションに
作り上げたことを賞賛します!
「るろうに剣心 最終章 The Beginning」
満足度・・・75点
さて、イチビリの俺は
またまた
剣心ごっこしてきましたw
〔The Beginning〕の冒頭の
後ろ手に縛られての
アクションです。
手が使えないと、
蹴りのバランスが
取りにくい~!
刀の代わりに
三脚の脚を外して咥えましたw
嗚呼、中年真っ只中~!
「るろうに剣心」The Beginning。これまた良かったですわ。元々「龍馬伝」にハマって見てたので大友監督のテイストは大好きでしたし、それにあのアクションときたら大好物ですわ。また、人斬りモードの殺陣が更に監督のテイストにマッチしていてより世界観に浸れました。いつのまにやら過去の作品を全て観直していました。川本ちゃん素晴らしいですね!
ほかの作品とはテイストが違って
シリアスでハードで切なくてよかったですね。
剣心を描くには
やはりこの章は必要だと思いました。
メイキング映像みたけど
殺陣、速すぎ!手数多すぎ!
マジで凄すぎる!
川本直弘、男ットコ前過ぎる!w
川本兄弟の益々の活躍が楽しみです!
コロナが落ち着いたら
淀川で小ルチャ&るろ剣ごっこやろうぜ~!w