11月6日より
テアトル梅田で上映されている
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選の
「恐怖に襲われた街」を
観てきました。
映画の感想の前に・・・
実は俺、
ジャン=ポール・ベルモンドという
名前は知っていましたが
どんな俳優で
どんな映画に出ていたのか、
ぜんぜん知りませんでした。
雑誌「映画秘宝」や
映画館のチラシで
ジャン=ポール・ベルモンドは
・60~70年代、マックイーン、イーストウッドと
肩を並べた伝説のアクションスター
・ルパン三世のモデル
・ジャッキー映画のルーツ
・向こう見ずの美学
・すべての“カッコいい”の原点
・ジャッキー・チェンや
トム・クルーズらの先駆として
自ら身体を張った
命がけのスタントで
世界を魅了した男の中の男。
などと絶賛されていたので
観てきたという訳です。
さて「恐怖に襲われた街」
の感想ですが・・・
正直、期待していたほど
面白くはなかったですw
しかし1975年にフランスで
製作されたという
時代背景を考えれば
凄い映画だということは
わかりました。
ストーリーは
パリで発生した連続殺人事件を追う
破天荒な刑事の活躍を描いた
仏版「ダーディー・ハリー」ともいえる
スーパーポリスアクション!
ハリウッドより
劣っていたであろう
撮影機材や撮影技術、
撮影環境でありながら
ハリウッドの
アクション映画を超えるものを
撮ろうとしていた
情熱は感じました。
オープニングシーンの
女性が18階から落下するシーンは
人形丸出しだったので
ちょっとガッカリ。
(当時のハリウッドなら
エアーマットを使って
スタントマンが
飛び降りていたでしょう)
犯人を追いかけて
高い建物の
屋根から屋根へ
飛び移ったり
ぶら下がったり
落ちかけたり、
走る電車の屋根の上を
走ったり、
ヘリからぶら下がって
窓をぶち破って突入!
もちろんCGなんて
ない時代なので
まさに命がけのスタントを
ジャン=ポール・ベルモンドは
自らやっていました!
しかしながら
どのアクションも
カメラワークや編集が
いまいちテンポが悪かったり
効果音、BGMも悪くて
迫力に欠けていたのが
もったいない。
同じ時代に製作されていた
ハリウッドの
イーストウッド、
マックイーン、
ブロンソンなどの
アクション映画と比べると
エンタメ度、完成度は
かなり劣っていると
感じました。
「恐怖に襲われた街」
満足度・・・68点
あっ、
往年のバイク好きの人には
ちょっと嬉しいと思いますが
劇中でカワサキZ1が登場します!
パリの街を疾走する
タイガーカラーのZ1、
激シブです!
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選
テアトル梅田で
日替わりで絶賛上映中!
俺はあと
「ムッシュとマドモアゼル」を
観たいと思っていますが
スケジュールが合うかどうか・・・
近年のデジタルCGアクション映画もいいけど
古き良き時代のアナログアクション映画も
いいですよ~!
興味のある方はぜひ劇場へ!
観たことがなかったので
わからなかったけど
ルパン三世もコブラもジャッキーも
ジャン=ポール・ベルモントの影響を
受けていると思います。
今週末も
ジャン=ポール・ベルモント傑作選、
観に行っちゃうぜ~!
ポリンキーのキャラ、
そんな名前やったんやw
懐かしいねぇ。
確か、ルパン三世のモデルより
コブラのモデルだった気がします。
それと、お菓子のポリンキー
3人のぽの名前が
ジャンとポールとベルモントだった。
懐かしいぃ…