「シン・仮面ライダー」の感想の続きです。
劇場で2回観ました。
NHKBSプレミアムで放送された
アクションシーンのメイキングの
ドキュメンタリー番組も見ました。
「シン・仮面ライダー」の
アクションシーンについて
感想を書きます。
冒頭からいきなりのカーチェイス!
逃げる2ケツのバイク!
追いかける2台の黒い大型ダンプ!
不気味なBGMと相まって
なかなかの緊迫感でした。
しかしダンプのクラッシュシーンは
ミニチュアを使った特撮だったので
ちょっと緊張感に欠けましたが
フルCGよりも
ミニチュア特撮の方が
個人的には好きなのでOKですw
最初の戦闘員との
血まみれバトルシーンは
強烈でした!
ライダーのパンチが
戦闘員の顔面にめり込み
血しぶきドバーッ!
強烈なキックをくらった
戦闘員は血を吹き出しながら
人形のようにぶっ飛びます!
返り血を浴びたライダーのマスクが
血に染まり、
黒いコートを羽織ったまま戦う
その姿は正義のヒーローというよりも
赤い目をした悪魔の様でした・・・
「こんな残忍な仮面ライダーは見たことない!」
カット割りも
一手ワンカットと
目まぐるしく切り替わり
何をやっているのか
よくわからない部分もありましたが
理屈抜きでこのアクションは
荒々しくて迫力ありました!
ダムのシーンでは
昭和の仮面ライダーっぽいアクションを
現代風にカッコよくした感じで
よかったです!
ワイヤーではなく
昔ながらのトランポリンの空中カットがイイ!
両手を大きく開いてからの
前方2回ひねりはキレッキレ!
ライダーの力強いパンチやキックをかわす
クモオーグのスーツアクターの
身のこなしも素晴らしい!
脚払いを抱え込みの側宙でかわし
壁蹴りバク宙もやってましたね~
このようにスーツアクターの
身体を張ったリアルアクションこそが
等身大のヒーロー、仮面ライダーシリーズの
魅力の一つだと思うのです!
べつに変身前の役者さんに
わざわざ仮面をつけてまで
変身後の激しいアクションなんて
やらせることないと思います!
激しいアクションは
スーツアクターにまかせなさい!
スーツアクターのアクションを
楽しみにしているファンも
たくさんいるのよ!庵野監督!
できればCGも使ってほしくないけど
効果的にリアルアクションと融合するのは
アリですね。
クモオーグがダムの壁を
連続バク宙しながら降りていくのは
おもしろい動きだと思ったし
圧巻はライダーキック、
高角度で急降下してくる
カットは大迫力!
コウモリオーグの時なんか
前宙を10回転くらいしてから
ライダーキックいってましたね~!
アクションシーンのBGMが
オリジナルの曲を
カッコよくアレンジした曲だったのが
めちゃめちゃカッコよかった!
仮面ライダー好きのおっさんには
感涙ものでした!
でもアクションシーンがよかったのは
前半だけなのよね~
つづく
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