交通事故の怖さ スタントで迫真再現！

さくらの見頃もあと少しですね・・・


さてさて昨晩、スタントマン時代の仲間に会ってきました。１５、６年振りの感動の再会～！

俺はもうスタントマンは引退して普通のおっさんやけど
彼らはバリバリの現役スタントマンです！　いや、バリバリじゃない人もいる？（笑）
東京のカースタントチーム「スーパードライバーズ」の面々です。
仕事で大阪に来ていたので宿泊先のホテルまで会いにいきました。


彼らの今回の仕事は映画やテレビの撮影ではなく中学校の「交通安全教室」での交通事故再現というお仕事です。

交通事故の再現？　
こんな感じのお仕事です。ぜひ観て下さい。けっこう迫力ありますよ！
『交通事故の怖さ　スタントで迫真再現』


ほんとスタントマンってのは映画やドラマの撮影以外にもいろんな仕事をやっているのですよ～

ざっと彼らの紹介を・・・


帽子を被っているのがアッキー。今回初めて会ったんだけどとってもナイスガイ！
（ほんとユーデンの下村くんに似てますねー。“濃いかわいい系”の男ットコ前！）

真ん中が佐藤くん。佐藤くんとは俺がＷＩＬＤ ＳＴＵＮＴＳに所属しているころよく一緒に仕事しました。
所属チームが違ったのであまり話したことなかったけど良きライバルという感じで意識していました。
もう今から２０年くらい前のことですがあるテレビ番組で「日本スタントＶＳ香港スタント」という対決番組で
俺と佐藤くんは日本代表チームとして共に戦いました。
その中で佐藤くんは“ジェットコースターからの飛び降り！”という凄いスタントをやった男なのです！
そんな感じに見えない？ふふふ、それが彼の売りなのです。見た目は優男に見えて実は凄い男！
今はカースタント、バイクスタントを主にされているようで、今後スタントマンとしてますます充実していくのではないでしょうか。
今度はゆっくり飲もうね～！

オレンジの服を着てるのが“業界では有名人？”の糸ちゃんです。
糸ちゃんもＶシネやら時代劇やらヒーロー番組やらいろいろ幅広くやってるけど
今はスーパードライバーズで撥ねられたり、吹っ飛ばされたり、轢かれたり？しているそうです。
＞糸ちゃん、もう歳なんだから（俺と同い年）
日々節制して柔軟、筋トレをしっかりやってケガしないようにがんばってね！応援してるよ～！


ホテルの部屋で、彼らが最近やった映画やドラマのスタントシーンの撮影現場のビデオをいくつか見せてもらいました。

うおーっ、スゲー！　ハイウィング（片輪走行）で曲がってる～！

　　　　　　　　　　Ｔボーン、マット無し！

　　　　　　　　　　チャリと人間が一緒に吹っ飛んでる～！

ノーワイヤー、ノーＣＧのカーアクション、バイクアクションはやっぱ迫力あるわ～！


佐藤君が俺に「こんなビデオ見てたら燃えてくるでしょ？またやりたくなったんじゃないですか？」って聞いてきたけど

「いやいやもう怖いわ・・・もう俺にはできない仕事。見るだけで十分・・・」と本音を言いました（笑）

でもねー、俺はスタントマン引退したけどアクション、スタントって絶対興味あるし一生大好きやと思います。
なのでこれからも彼らの活躍を楽しみしているし、アクション業界がどんどん盛り上がってほしい！
微力ながら応援していきたいと思います。

ホータテをなめるなよ♪ リキヤスタイル！ 永遠に！

安岡力也さんが亡くなってしまいましたね・・・残念です・・・
何年も前から難病で長期療養中というのは知ってたけど・・・
あの巨体と厳つい顔と渋い声がもう見れないもう聴けないと思うと寂しいです。

安岡力也・・・今思うと・・けっこうというか・・かなり好きな芸能人でした。

昔の東映のアクション映画にはほとんど悪役で出てたし
俺が中学生、高校生の頃テレビでよく見た「刑事ヨロシク」の安藤役とか
「俺たちひょうきん族」のホタテマンが大好きでした。

俺がスタントマンになってからは
Ｖシネマの撮影や打ち上げで安岡力也さんを２回見かけたことがあります。
挨拶くらいはしましたがあまりに厳つくて話しかけれませんでした(笑）

そら生で本物の安岡力也さんを見たらビビるで～！

とにかくデカかった！タテにもヨコにも。

身長１８７センチ、体重１００超の巨漢にあの厳つい顔、野太い声はほんま凄い迫力でしたわ。

真偽はともかく数々の武勇伝や豪傑話の持ち主。
でもほんとうは心優しい人だったとかいう話なんかも、もう伝説になってゆくのですね・・・

“時代が違う”“時代が変わった”と言ってしまえばそれまでだけど
ほんともうあんな豪傑な芸能人は出てこないでしょうね・・・
今の若手の芸能人は線が細くてイケメンばっかりやもんな～。

松田優作、ジョー山中、安岡力也・・・芸能界最強と言われた男たちがこの世を去っていくのは寂しいものですね・・・


映画「ブラック・レイン」（俺も出てるぜ～！　ちょっとだけやけど・・）


松田優作さんの鬼気迫る演技や高倉健さんのシブい演技ばかりが注目されますが
安岡力也さんの迫力の演技もかなりカッコイイです！

打ちっぱなしゴルフ練習場でマイケル・ダグラスを絞めるところはめちゃ厳ついし
なんといっても爆破の炎をバックにマシンガンを空に向けて
豪快かつ華麗に死んでいくシーンはよかったー！
この死ぬ演技がハリウッドで“リキヤスタイル”と呼ばれて称賛されたそうです。

これがハリウッドで称賛された“リキヤスタイル”！
（となりの“パチパチパンチ”島木譲二さんもええ味出してましたねー）




“芸能界の番長”安岡力也さんよ永遠に～！　　合掌。

手作りパン・鳥展・お花見・ぴーとマシュマロ

昨日は天気のいい日曜日だったので
お花見にでかけた人も多いのではないでしょうか？

「ＭＡＸ真吉の幸せ日記～！」

日曜日は朝から天気が良かったので淀トレ（淀川河川敷でトレーニングすること）してきました～！
バク転は重いけど後ろ回し蹴りはまだまだ速いぜ～！
“１０回転連続後ろ回し蹴り”とかやってるねん！←何のために？

ふふふ、自己満足と健康維持のためです！


淀トレから戻って我が家で朝食。


ハニーの手作りのパンです。めちゃまいう～！


ジャムもハニーの手作り、デコポンとパイナップルのジャムです。これもめちゃまいう～！


昼からはハニーと電車に乗って大阪市西区の靭公園（うつぼこうえん）にお花見にでかけました。
なぜ靭公園なのかといいますと
靭公園の近くの小さなアートギャラリー「関西つうしん」で“鳥展”というのが開催されていたからなのです。


“鳥展”では新進気鋭のアーティストたちが「鳥」をテーマに
イラストや雑貨などの作品展、販売をされていました。


小鳥好き（特に白文鳥）のハニーと俺は何か“いいもの”あるかな？と
“鳥展”を観覧しました。
なかなかかわいい作品もあったのですが、結局何も買いませんでした。
「買いたい！」と思わせるくらいの心トキメク作品が無かったというのが正直な意見です。。。
鳥好きさんの感性もいろいろありますからね～。ごめんなさい。


で、靭公園でお花見。

うわ～っ、凄い人～！
みなさん楽しそうやしたまにはこういう賑やかなのもええもんかなと・・・


ハニーと俺は公園の端っこでビールを飲んだりしてお花見を楽しみました。


ドライブラック、なかなかまいう～！


まだ満開には一歩手前って感じで今週いっぱいは見頃が続くのではないでしょうか。


都会の桜もキレイです。


都会のスズメってかわいい～！　ハトはあまりかわいくない（笑）


これは家の近所の桜並木のある遊歩道です。
ここもなかなかキレイなのです。


俺はちょっとオシャレな（？）カメラバッグを買ってご機嫌です♪



家に帰ると、ぴーが寂しそうに待ってました。


ほら、ぴーによく似た(？)マシュマロやで。　興味津々？　ぴ？


ぴーには食べさせてませんよ。


このチョコマシュマロめちゃまいう～です。


今週も仕事がんばるぜ～！

『キラーズ／パーフェクト・パートナー』⑧ バイク空中爆破！ ネタ帳公開？

さてさて「キラーズ／パーフェクト・パートナー」の続きです。

“バイク空中爆破！空中で撃たれても空中で撃ち返すぜ！”

まずは前回からの続きを本編からざっとダイジェストで。

スープラとバイクのチキンレース！


バイクの行方を塞ぐ形でスープラはサイドブレーキターン！




２台は大激突！・・するはずなのだがそこは映画なので（笑）バイクはスープラのボディを飛び越え大ジャンプ！


スープラから飛び出したヒデ（アキさん）とヨシ（ケンさん）は空中を飛ぶバイクの殺し屋に発砲！乱射！撃ちまくり！


バイクは空中で大爆破！





殺し屋は最後の抵抗をみせ空中で振り返り銃を撃ち返す！



ヒデとヨシは怒りの乱射！


殺し屋は抵抗虚しくバイクと共に地面に落下し絶命・・・バイクは大爆破！



動画はこちらのＰＶで観れますよ。
[スタント・アクションＰＶ　ＭＡＸ真吉の青春！]



“バイク空中爆破！空中で撃たれても空中で撃ち返すぜ！”
このシーンは辻本監督と俺とでアイデアを出し合って実現させたのですが
俺が昔からやりたいと思ってたスタントなのです。

芸人さんたちがギャグや“おもしろ話”なんかを書き留めておく“ネタ帳”なんかを持っているように
俺も十代の頃から“アクションのネタ帳”というか
いろいろなアクション、スタントのアイデアを書き溜めていたのです。

下手なイラストなので恥ずかしいですが一部お見せしま～す。
映画のアクションシーンを考えるときは具体的にカット割りも考えて絵コンテも書きますが
これはほんとイメージのみの妄想ノートです（笑）

バイクで転倒しながら撃つとかジャンプしながら撃つというのはいつもイメージしていました。

現代はＣＧ、ＶＦＸ技術の発達でどんなアクションスタントシーンでも映像化が可能な時代になりましたね。
もちろんスタントマンの技術力、演技力や優れたアクション監督の統率力あってのことですが。
でも俺はやっぱりＣＧ、ＶＦＸのない昔のアクションスタント映画が好きだなー。。。

余談になりますが・・・
バイクのバックフリップ（バク宙）もまだ世界では誰もやっていなかったであろう１９８７年頃には考えていましたが
俺にはそんな度胸もテクニックもなくただの妄想に終わってしまいました。。。

いまやフリースタイルモトクロスではバックフリップはポピュラーな技だし
バックフリップ２回転やフロントフリップ（前宙）する選手もいますからねー
ほんま現在のフリースタイルモトクロスのライダー、エクストリームスタントの選手は凄すぎる！
（フリースタイルモトクロスは死者がでるほど超危険なスポーツ。年々難易度、危険度が上がってきてるし・・・）
彼らの凄技に比べたら俺のやってきたことなんてショボ過ぎる・・・と思ってしまうけど
俺も俺なりにアクション、スタントに青春を燃やしてきたのだ！


“夢見るアクションスタント大好き少年”だった俺は
いろんなスタントシーンを考えて「いつかきっと実現させてやる！」と思い
自主制作映画なんかで危なっかしくも実践していったものです。


「バイク空中爆破！空中で撃たれる！空中で撃ち返す！」もずっとやりたいと思っていました。
ギャラのことは度外視してでもやりたかったスタントなのです。
“ギャラのことは度外視”なんて言ってたことが俺がスタントマンとして大成しなかった理由の一つなのですが（笑）

実はこの「パーフェクト・パートナー」の撮影の頃には（２００２年、当時３５歳）スタントマンを引退することを考えていて
このスタントを自分にとっての引退の“花道”にしようとも思っていました。（実際には２００５年に完全引退しました。）
そしてこのスタントシーンが
友人である辻本貴則監督のプロデビュー作のクオリティーを上げることになるのであれば
こんなにやりがいのあることはない！と俺は燃えました。

引退する者とデビューする者のコラボなんてなんか運命的なものを感じてしまいます。

つづく・・・次回「キラーズ／パーフェクト・パートナー」最終回（予定）

次回はメイキングの画像などで具体的にこのシーンを解説します。
「パーフェクト・パートナー」の“俺話”が長々と続いていますが（笑）
興味のある人は最後まで読んで下さいね。

我が家自慢のシャッター付きガレージですが・・・

桜も咲き始めたばかりなのに・・・
昨日と今日は“春の嵐”“爆弾低気圧”とやらで
日本全国大荒れの天気だったみたいですねー
ニュースを見るとトラックが横転したり、電柱が折れたり、信じられないような暴風に驚きました。

俺の住んでるところは昨日の午後がもっとも風がきつくて
夕方、会社からチャリで帰っててんけど、向かい風の時は漕いでも前に進まない～
突風に煽られた時には、ほんまコケそうになったわ。

駅前やマンションの駐輪場では何十台ものチャリが倒れていた。
中には大きなバイクも倒れてたりして・・お気の毒様です。

俺も昔、アパートやらマンションで暮らしている時、
台風の時、駐輪場で自分のバイクが倒れていたり、
となりのチャリが倒れてきて俺のバイクが傷ついたりしたことがあって嫌な思いをしました・・・
ほんと風の強い日は外にチャリやバイクを停める時は気を付けないと。
前もって予測できる時はバイクを養生してフェンスなどにロープで固定したりもしたけどね。

でも今は我が家には“シャッター付きガレージ”があるので安心なのだ！


狭いけど、車とバイクとチャリとトレーニング道具とその他いろんな物置いてます。
ほんま家の中で一番好きな場所なのです！




ベンチは傾斜するので腹筋台にもなります。



でもねー、ちょっと前のことやねんけど・・・

ガレージの中でバイクを移動させる時に何かにつまずいてバイクを車に倒してしまったのです・・・！



「ガンッ！」

「あちゃー、やってもうた～」

車のボディはペコッと凹んでしまいました。俺も凹みました。。。

まあいずれ板金修理かパテ埋めしてキチっと直そうとは思っているけど
とりあえずステッカー貼ってキズを隠しています。



車凹むと凹むよねー、気を付けまーす。