素人考えですが・・・
海の底深くに高濃度放射性物質をばらまいた場合、例えば原子力潜水艦が放射能漏れを起こしながら沈没した場合などは、海底に留まって拡散せずに、しかし放射性ヨウ素などは半減期を迎える事が出来ると想像出来るので環境に与える影響は少ないかも知れない。
福島原発事故で漏れている高濃度放射性物質を含む排水の場合は、海の表面にばらまかれている。この場合は海表面の波に乗って広がり、海岸に打ち付けられ、塩の泡が風に乗って飛ぶように、地上に上陸してくる事が想像される。しかも、短時間に海岸線を伝って広がり、波が強ければ強い程に泡状の飛沫となって飛んでくる。
テレビで見る限り、福島原発周りの海は強い波が打ち寄せているように見えます、そうなると、今まで垂れ流しになっていた高濃度放射性物質を含む排水は海岸線に打ち上げられているのではないだろうか?これは非常に悪い状況だと思いますが、違うかな?
東京電力や保安員の説明では「直接海水を飲むわけではないので影響は少ない」と言っていますが、打ち上げられた泡や飛沫が風に乗って上陸し、地上を汚染する事は考えていないのだろうか?これも「想定外」の出来事なのだろうか?