ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

転職したものの・・・

2016-07-26 19:48:52 | 絵本作家への道
新しい仕事に転職した話。

心震えた求人は幼児教室の講師のお仕事。
ちょうど、うちの姉がこの教室の通信講座を受けていて
「すごいいいよー!楽しいよー!」
って絶賛おすすめしてくれたんですねえ。

そこの校長の本とかも貸してくれて読んでいたので、入社試験の時も
ちょっと難しい質問にも、すらすら~と答えられたので、のちに教室の室長が
「あのときの面接での回答があなたほんとうに完璧で、感動したのよ~」
と言ってたくらいですいお。おお!おかげですんなり採用になりましたよ、ありがとう姉!


幼児教室の講師なんですが、ここの対象年齢はなんと胎児から!
胎教指導から、小学生向けの教室。
教室の内情を詳しくは書けないのでちょっと省くとして~
人間の脳の話や潜在意識の話を使った指導でした。

わたしの初めて担当したクラスは赤ちゃん!
6か月の赤ちゃんと4か月の赤ちゃんですよ。
めちゃめちゃかわいかったです。

このとき担当した赤ちゃんのお母さんとは、年賀状のやりとりもしていて、もうかなりおっきくなってます。
はやいな~。あっというまだなあ。。。

まだ20代の新米講師の私はもうアップアップでしたけど、保護者のお母さんたちの
やさしいまなざしのもと、一生懸命レッスンしておりました。

まわりの上司も先輩も変わった人が多いけど、でもいい人ばかり。

ちびっこ相手のレッスンなので、準備することが多すぎて、時間との勝負!みたいな感じでした。


まあ、いろんな保護者の方がいらしてね、ほんとに心折れることも多々あった。
「顔が気に入らないから、担当変えて!」
とか
「あの先生じゃなくて、○○先生のがいいわ~」
とか、あからさまに言われる。きついわ~~。。。

子供はかわいいんだけど、お母さまたちはなかなかスゴイ人が多かった。。。
教室のお月謝も結構なお値段だったので、今思えばそりゃそうだよなあとも思うんですけどね。
だれでも自分にとって合う先生がいいよね。。。でも傷つくわ~~ん。

この会社も、変な人は多かったんですけど、みんな楽しい人ばかりでした。
途中、先輩がいろいろやらかしてクビになっちゃって、その人の仕事全部ドバーっと来たり、
大好きだった先輩が、なんと独立して教室を開くことになったり~
後輩が結婚して、先に辞めてしまったり~。

みんなが20代の女性ばかりなので、どんどんどんどん辞めて行く~~。
そして、会社の同僚だけでなく、自分のまわりの友人たちも、みんなどんどん結婚したり出産したり独立したりと、人生の節目を迎えていってました。
20代も後半になると、そろそろみんな次のステージに行くんだなあ。

と、何にも考えてなかった私。人生ノープランだったんです。
相変わらずぼんやーりしているよ、とほほのほ・・・。


仕事に慣れてきたころから、
「私はずっとこの仕事、続けていくつもりなのかしら?」
「なんで、大阪で一人暮らししているのかしら?」
「これからどうするんだろう。どうしたいんだろ~」
とかとか、色々考えるようになってきました。


こういう「先のことがどうなるのか不安」って若いころはアルアルですよね~。
このころ、男運も最悪で、ほんとろくでもない人とばかり付き合っては分かれて~ってしてたので、
結婚とか全くイメージもできなかったなあ。

ほんとにまあ、私の中身、すっかすかのからっぽでしたね。
今、思い返すと、大丈夫か?と心配になるレベルね。。。
タイムマシーンがあったら、乗り込んでいって「しっかりしろやー!」と喝をばしばし入れたいくらいです。

つづきます・・・。

心が震える

2016-07-26 10:27:54 | 絵本作家への道
保母資格をとった!よーし転職するぞー!

このころもですが、求人見に行くと、保育園や託児所のお仕事はいろいろありました。

でも、前回の仕事で失敗してしまったので、安易には決めないように、ここは慎重に。。。
このころの愛読書は「とらばーゆ」っていう転職雑誌でした。

ハローワークもまだまだ電子化されていないころでした。
大きな太いファイルが、職種ごとにわけてドドーンと置いてあってね、はさんである求人資料をいろんな人が回し読みしてお仕事を探すんです。
ものすごいアナログな世界!でもそこからほんの数年で、電子化されていきましたねえ。

今は仕事探すのは、PCで条件いれてポチンと検索!できますよねえ。
あまりの便利さに感動すら覚えましたよ。
今なら、スマホで仕事も探せるというね。
こうして振り返ると、ここ10年くらいの世の中のデジタル化はすごい進化だなあ。

近所の学習塾で事務のバイトをしながら、これだ!って思える仕事を探してました。
この学習塾で、パソコンの使い方を初めて学んだのでありましたよ。
パソコンの使い方を教えてくれた副塾長が左ききだったので、今でもパソコンのマウスは左じゃないとうまく使えない。


そうしてある夏の夜、仕事帰りにとらばーゆをコンビニで立ち読みしていたときに、

「幼児教室の講師募集!」の求人が出てました。
・ピアノが弾けて、
・保育士資格持ってる人、
っていう条件。

おおお!これだこれだ!
ここで働いてみたい~~~!!!

コンビニでこの求人広告を見たとき、心がうわ~~んって震えた気がしました。
武者震いみたいなのがして、あ、私今めちゃめちゃ興奮してるわ!って感じです。

自分の心にズキューン!って来るものがあったときって、こういう風になるんだなあと。
なかなかそういう経験って普段はないので、あの時のショーゲキ波は貴重な体験だったなと思います。
まだその仕事が決まったわけでもないのにね。もう心が震えてました。

このとき、全く給料みてなかったんですよね。
仕事の内容が、自分のやりたいことなのかどうか。
そこだけ見てました。

そんな感じで転職です。

この会社で学んだことが、ようやく絵本作家になりたいってところにつながっていきます。
やっとここまで~~~。

つづきまーす