世直し奉行

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幼年期時代に・・・一言!

2009-06-05 10:51:06 | Weblog
幼年期を懐かしむ・・・

 明治5年に初めて日本に汽車が登場した

 今日はこの汽車の苦い想い出を語ろう

 生まれて初めて乗った汽車には凄い感動を覚えて

 汽笛が鳴り、ゴットンガッタンと動いて行く

 力強く前へ前へと動いて行く・・・

 上り坂などの時には、尚の事、黒煙を一杯に出しながら登っていく様は正に重戦

 車の如くである

 座席は木製の硬いシートで有ったが、これはこれで当たり前でもあった

 当時は、汽車の事故が多く、脱線事故、人身事故・・・etc

お幼な心にそういった事故だけが気に掛かっていた記憶がある

 汽車に乗っていて一番嫌だった事と言うと、トンネルにさしかかった時である

 乗客全員が同じ行動をするのです・・・

 それは何だと思いますか

 回答は

 一斉に開いている窓を閉めるのです

 何故って

 蒸気機関車だから、黒煙が車内に入ってくるからなんですよ

 そして・・・トンネルを抜けると・・・窓を開けるって作業を自主的にするんで

 す

 今ではこんな風景を見る事はまず無いでしょうね・・・

 もし、見たければ・・・体験したければ、途上国に行けば出会えるかもね

 情緒が一杯あった・・・その昔

 時間がゆっくりと動いていた・・・

 当時の人たちは心に余裕が有ったんだなーと考える、今日この頃である