楊進老師が
ニュートンが集大成した慣性の法則(第一法則)、運動の法則(第二法則)、作用反作用の法則(第三法則)
についてお話された。
以下はこれに関連した、私の備忘録です。(老師が話された内容ではない)
1.慣性の法則(運動の第一法則)
物体がたとえ動いていても、その運動が等速直線運動である限り、その物体に働く力の合力はゼロである。つまり物体には力が働いていない。
F=ma=0 (∵a=0)
2.運動の法則(運動の第二法則)
「物体に力が働くとき、物体には力と同じ向きの加速度が生じる。その加速度aの大きさは、働いている力の大きさFに比例し、物体の質量mに反比例する」
a=F/m
F=ma [kgm/s2 ](質量1kgの物体に働いて1m/s2の加速度を生じさせる力の大きさを1kgm/s2と定める。)
万有引力の法則(逆2乗の法則)
『2つの物体の間には、物体の質量に比例し、2物体間の距離の2乗に反比例する引力が作用する』
万有引力の大きさFは、地球の質量をM,リンゴの質量をm、地球の半径をR、地球重力による加速度をg として
F=GMm/(R×R) G:万有引力定数
F=mg (∵a=g) g={GM/(R×R)}≒9.8
3.作用反作用の法則(運動の第三法則)
「AがBに力F(作用)を働かせてると、BはAに同じ大きさで逆向きの力-F(反作用)を同一作用線上で働き返す」
コンクリートの壁を押せば→、壁が押し返す←。