<令和5年度B日程 准看護師試験 第111問~第120問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年07月08日 | 准看合格法
問題 111  ギプス固定中の患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  患肢を下垂する。 

2  知覚異常を定期的に確認する。 

3  患肢は手指や足趾も含めて安静を促す。 

4  入浴・シャワー浴は禁止する。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 2

 
1  患肢を挙上する。 

2  知覚異常を定期的に確認する。 

3  患肢は手指や足趾も含めて安静を促すわけではない。 

4  入浴・シャワー浴は禁止するわけではない


※足趾(そくし)=足の指
























問題 112  A さん(30 歳、男性)。交通事故によって脊髄に損傷を受け、四肢麻痺と感覚障害を生じ ている。看護について、適切なのはどれか。 


1  急性期は体位変換を行わない。 

2  水分摂取の制限が必要であることを説明する。 

3  下痢になりやすいため食事を調整する。 

4  血圧の変動に注意する。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 4


1  急性期体位変換は行う。 

2  水分摂取の制限が必要ではないことを説明する。 

3  下痢になりやすいため食事を調整するわけではない。 

4  血圧の変動に注意する。


※急性期=症状が急に現れる時期 病気になり始めの時期















問題 113  エイジズムについて、正しいのはどれか。 


1  高齢者の社会的役割 

2  高齢者であることを理由にした差別 

3  老年期の解決すべき課題 

4  加齢に伴う身体的変化の特徴
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 2


※エイジズム=年齢による差別や偏見 特に高齢者差別のこと






















問題 114  介護保険施設について、正しいのはどれか。 


1  グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の定員は 15 人以下である。 

2  介護老人保健施設は在宅生活への復帰が困難な高齢者の入居施設である。 

3  介護老人福祉施設は在宅生活への復帰を目指す。 

4  看護小規模多機能型居宅介護は家族のレスパイトケアも行う。














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 なし 「問題 114 は、受験者全員を正解として採点する。」-そうです。


1  グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の定員は 1ユニット5~9人、1施設につき最大3ユニットまでである。 

2  介護老人保健施設は在宅生活への復帰を目指す高齢者の入居施設である。 

3  介護老人福祉施設は常に介護を必要としている高齢者向けの施設である=特別養護老人ホーム 

4  看護小規模多機能型居宅介護は家族のレスパイトケアも行う場合がある。?


※看護小規模多機能型居宅介護=看護と介護を一体的に提供するサービス

 レスパイトケア=在宅で介護をしている家族が休息を取れるようサポートを行うサービス















問題 115  高齢者の呼吸機能について、正しいのはどれか。 


1  肺活量の増加 

2  残気量の増加 

3  気道粘膜の線毛(繊毛)運動の亢進 

4  胸郭の運動の増大 問題 













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)













・正解 2


1  肺活量の減少 

2  残気量の増加 

3  気道粘膜の線毛(繊毛)運動の低下 

4  胸郭の運動の減少 


※残気量=肺に空気を深く吸い込み、出来る限り吐き出したのちに残る空気の量



















問題 116  エリクソンの老年期の発達課題について、正しいのはどれか。 


1  親密 対 孤独 

2  統合 対 絶望 

3  希望 対 不信 

4  忠誠 対 疑惑















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 2


1  親密 対 孤独  成人期(22歳~40歳頃)

2  統合 対 絶望  老年期(65歳以上)

3  希望 対 不信  乳児期(出生~1歳未満)

4  忠誠 対 疑惑 幼児前期(1歳半~3歳)


























問題 117  人生の最終段階における医療・ケアについて、本人や家族等が医療・ケアチームと繰り返 し話し合う取り組みはどれか。 


1  グリーフケア 

2  ACP(アドバンス・ケア・プランニング) 

3  ノーマライゼーション 

4  エンパワメント














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 2


1  グリーフケア =身近な人との死別を経験した人を支援すること グリーフ=悲嘆

2  ACP(アドバンス・ケア・プランニング) =人生の最終段階について周りの人々と共有する取組 日本語で「人生会議」

3  ノーマライゼーション =障害者・高齢者などの社会的弱者を特別視しないで、誰もが社会の一員であるといった捉え方をすること

4  エンパワメント=患者が自身の力で健康上の問題を解決できるよう援助すること

















問題 118  食欲の低下している高齢者への援助について、適切なのはどれか。 


1  濃い味付けにする。 

2  炭水化物中心のメニューにする。 

3  可能な限り食事摂取を介助する。 

4  栄養補助食品を取り入れる。 
























 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
















・正解 4


1  濃い味付けにするわけではない。 

2  タンパク質中心のメニューにする。 

3  可能な限り食事摂取を介助するわけではない。 

4  栄養補助食品を取り入れる。 


※栄養補助食品=食事だけで必要量を摂取できない栄養素を補うことを目的とした食品 




















問題 119  高齢者の衣類の選択について、適切なのはどれか。 


1  大きめのサイズを選ぶ。 

2  体温を調整しやすいものを選ぶ。 

3  介護者の好みで選ぶ。 

4  撥水効果の高い素材を選ぶ。













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)














・正解 2


1  適度なゆとりのあるサイズを選ぶ。 

2  体温を調整しやすいものを選ぶ。 

3  介護をしやすい衣類を選ぶ。 

4  汗を吸収しやすく、伸縮性のある素材を選ぶ。



















問題 120  パーキンソン病について、正しいのはどれか。 


1  脳内のセロトニンが欠乏する。 

2  歩きはじめはスムーズである。 

3  症状の日内変動がある。 

4  下痢になりやすい。













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 3


1  脳内のドパミンが欠乏する。 

2  歩くときに足が出にくくなる(すくみ足)。 

3  症状の日内変動がある。 

4  便秘になりやすい。


※パーキンソン病=脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気

 日内変動=一日の間に症状の程度が変化すること













<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です。

正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 

その後准看過去問の勉強を開始し、問題はすべてノートに書きだし、自力で解いて、解説を書き加えてからアップしています。

ノートは現在14冊目。 

ぜひ、あなたもノートに問題を書き出して解いて下さい!

また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。

自信がない解説には?をつけています。

その他、誤解も多いかも知れません!

疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!


では、医療機関でお会いできる日を楽しみにしています(あなたが看護師、私は患者)(⋈◍>◡<◍)。✧♡




アメブロでも准看過去問解説を始めました!
    「ぜひ、ご覧ください!」





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <令和5年度B日程 准看護師... | トップ | <令和5年度B日程 准看護師... »

准看合格法」カテゴリの最新記事