<平成29年度A日程 准看護師試験 第11問~第20問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年12月22日 | 准看合格法
問題 11  疾患と食事療法の組合せで、誤っているものを一つ選べ。 


1 急性腎不全 ― タンパク質の制限 

2 高尿酸血症 ― エネルギー量の制限 

3 胃潰瘍 ― 香辛料の制限 

4 うっ血性心不全 ― 食物繊維の制限

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 4


1 急性腎不全 ― タンパク質の制限 

2 高尿酸血症 ― エネルギー量の制限 

3 胃潰瘍 ― 香辛料の制限 

4 うっ血性心不全 ― 塩分や水分の制限




















問題 12  タンパク質について、誤っているものを一つ選べ。 


1 胃内で分解される。 

2 分子中に炭素、水素、酸素及び窒素を含む。 

3 アミノ酸が結合してできている。 

4 成人男性の必要量は、1 日約 30gである。















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 4


1 胃内で分解される。 

2 分子中に炭素、水素、酸素及び窒素を含む。 

3 アミノ酸が結合してできている。 

4 成人男性の必要量は、1 日約 65gである。





















問題 13  次のうち、正しいものを一つ選べ。 


1 毒薬は白地に赤枠、赤字で「毒」と品名が表記されている。 

2 麻薬は鍵をかけた麻薬保管庫に保管する。 

3 看護師は麻薬管理者免許を受ける資格をもつ。 

4 マリファナは麻薬である。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 2


1 毒薬は黒地白枠白字で「毒」と品名が表記されている。 

2 麻薬は鍵をかけた麻薬保管庫に保管する。 

3 看護師は麻薬管理者免許を受ける資格をもたない※麻薬管理者の免許は、医師・歯科医師・獣医師・薬剤師が取得できる

4 マリファナは麻薬ではない


※麻薬=麻酔作用を持ち、常用すると習慣性となり、中毒症状を起こす物質の総称





















問題 14  治療薬と疾患の組合せで、正しいものを一つ選べ。 


1 バンコマイシン ― B型肝炎 

2 リファンピシン ― 結核 

3 オセルタミビル(タミフル ) ― マイコプラズマ肺炎 

4 エリスロマイシン(エリスロシン ) ― インフルエンザ 
















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・正解 2


1 バンコマイシン ―  メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による感染症 

2 リファンピシン ― 結核 

3 オセルタミビル(タミフル ) ―  インフルエンザ

4 エリスロマイシン(エリスロシン ) ― 細菌性の呼吸器感染症




















問題 15  薬物作用について、誤っているものを一つ選べ。 


1 複数の薬物の効果が合わさった以上に働くことを拮抗作用という。 

2 催眠薬は、飲酒と併用すると作用が増強される。 

3 モルヒネは身体的依存をおこす。 

4 腎臓と肝臓は薬物の排泄に大きな役割をもつ。 
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)














・正解 1


1 複数の薬物の効果が合わさった以上に働くことを相乗作用という。 

2 催眠薬は、飲酒と併用すると作用が増強される。 

3 モルヒネは身体的依存をおこす。 

4 腎臓と肝臓は薬物の排泄に大きな役割をもつ。


※薬物の拮抗作用=ある薬物の作用を別の薬物が弱める作用




















問題 16  病理診断について、正しいものを一つ選べ。 


1 生検で得られた組織は、速やかに十分な量の固定液中に保存する。 

2 細胞診は検診で用いられることはない。 

3 迅速診断で作成される標本は、通常の標本と同じ品質である。 

4 細胞診で悪性が疑われた場合は、組織診断をあらためて行う必要はない。















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・正解 1


1 生検で得られた組織は、速やかに十分な量の固定液中に保存する。 

2 細胞診は検診で用いられる。 

3 迅速診断で作成される標本は、通常の標本と同じ品質ではない。 

4 細胞診で悪性が疑われた場合は、組織診断をあらためて行う必要がある


※生検(せいけん)=患者の体内の病変の一部を採取して、顕微鏡で詳しく調べる検査






















問題 17  変性によって引き起こされる疾患について、正しいものを一つ選べ。 


1 心筋梗塞 

2 肺炎 

3 結石 

4 前立腺肥大症














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・正解 3

 
※変性=組織や細胞に異常な物質が出現したり、生理的に存在する物質が異常・多量に沈着すること

 心筋梗塞=冠動脈が閉塞し、心筋組織が壊死に陥ること

 結石=尿や胆汁などの体内の液に含まれる成分が飽和状態となり、結晶化したもの
 

























問題 18  悪性腫瘍について、正しいものを一つ選べ。 


1 非上皮性悪性腫瘍をがん腫という。 

2 低分化とは、発生したもとの組織と類似しているものをさす。 

3 腫瘍の転移には、血行性、リンパ行性及び播種性がある。 

4 ヒトT細胞白血病ウイルス1型は慢性骨髄性白血病の原因となる。













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・正解 3


1 非上皮性悪性腫瘍を肉腫という。 

2 低分化とは、がん細胞が正常細胞の構造から大きく逸脱している状態をさす。 

3 腫瘍の転移には、血行性、リンパ行性及び播種性がある。 

4 ヒトT細胞白血病ウイルス1型は成人T細胞性白血病や悪性リンパ腫の原因となる。






















問題 19  心疾患について、正しいものを一つ選べ。 


1 左冠状動脈回旋枝が閉塞すると左心室前壁の心筋梗塞となる。 

2 感染性心内膜炎の原因菌として黄色ブドウ球菌やレンサ球菌があげられる。

3 心筋症は突然死の原因とならない。 

4 ファロー四徴症は、肺静脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗及び左心室肥大よりなる。 














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・正解 2


1 左冠状動脈回旋枝が閉塞すると高位後壁の心筋梗塞となる。 

2 感染性心内膜炎の原因菌として黄色ブドウ球菌やレンサ球菌があげられる。

3 心筋症は突然死の原因となる。 

4 ファロー四徴症は、肺静脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗及び右室肥大よりなる。 


※心筋症=心臓の筋肉(心筋)に異常が起こる病気

 ファロー四徴症およびファロー=フランスの医師ファローが19世紀末に提唱した病態生理 


 



















問題 20  肝硬変の症状について、誤っているものを一つ選べ。 


1 動悸 

2 腹水 

3 肝性脳症 

4 女性化乳房 

















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・正解 1


※肝硬変=肝臓が硬くなり、肝機能が低下した状態

 肝性脳症=肝機能の低下による意識障害など




















<おことわりとお願い>

正鵠を射ていない解説もあるかと存じます。

疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います。


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!


あなた様のご健康、学業成就、ご活躍を祈念しています!!!








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