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越前三国港「たけ庄」で懇親会があり参加してきました。
旬食で美味しく頂きました。
お刺身には蟹さしも1本だけ付いていました。
蟹さしはプルプルした食感が何とも言えませんね。
のどぐろの塩焼きが出ました。
三国港タグ付き茹でガニ。
この後は、お品書きに記載されているように、
真鱈、お寿司の盛り合わせ、赤出し汁、茶わん蒸し、デザートでした。
ごちそうさまでした。
今年も越前ガニの漁獲量は少ないようで、例年より割高との声を耳にしました。
地球温暖化の影響でしょうかね。
2017年度の「水産白書」によりますと、過去30年間、世界の漁業生産量は食品流通の国際化や健康志向の高まりを背景として約2倍に拡大しているのに対して、
日本の漁業生産量はほぼ半減しているそうです。
1984年の日本の漁業・養殖業生産量は1282万トンで世界1位でしたが、その後減少し2016年の同生産量は436万トンとなり世界8位。
1984年以降の主な減少要因は沖合のまき網漁業でのマイワシの漁獲減によるものとされ、これは海洋環境の変動によるものと分析されています。
周囲を海に囲まれ、豊かな水産資源に恵まれている日本ですが、1970年代のオイルショックや各国の200海里水域の設定等により、
日本の漁業は厳しい状況に直面してきました。
今後、労働人口の減少が見込まれており、消費者ニーズに応じた水産資源を確保していくためには、
水産業に従事する人材確保・育成や、養殖などにも力を入れていく必要性を感じます。
また、海洋資源を守るためにも、海洋ゴミ問題にも十分な取り組みが求められています。