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いとちゃん、はらはらドキドキの分娩、大きめの雄。

2022-01-21 22:48:12 | 日記
いとちゃん、予定日7日後になっても分娩せず、なので、獣医さんにPG注射してもらう。(この先生の統計では、33時間後(21時頃)分娩と言うことである。)
翌日、お昼前に少し産気付いたので、明るいうちの分娩介助になりそうなので、一安心。
ところが、お昼過ぎに、39.5℃以上になったら来るSOSメールが(°°;)。
いとちゃんには外観から異常なく観察継続。
約2時間後、今度は、上限温度超過(40.5℃)メール(◎-◎;)。
いったい何が、直検してみる。
飛節の先に触れた?ような感じ、変な体位? 直検終えもう少し様子を見ることに。
しばらくして、牛温恵グラフを見ると、40.9℃をピークに下がりかけていた。(39.5℃以上が4時間、そのうち40.5℃以上が2時間、続いていた)
夕飼い過ぎても産気なく、牛舎泊(極寒期でなければ自宅泊)することに。
急いで、自宅に帰り、マブちゃん(半ノラで住みつき、避妊して我が家のにゃんこに。)にエサをやって、牛舎にUターン。
夜は、飼料管理(ネズミ対策)部長のきーちゃんとともに、牛温恵の体温グラフを気にしつつ仮眠しながら。
深夜にまた体温上昇39.5℃が2時間(40℃越え無し)(ToT)/~~~。
深夜なので、もう少し(体温以外特に大きな異常が無ければ朝まで)様子を見ることに。
朝、7時過ぎに直検、何も触れず。
PG注射打ってから約44時間経過しているので、獣医さんにTelし、高体温のことと未分娩を伝えて、往診依頼。
11時過ぎに来て、直検、子が出てきているので、介助して出すことに。
前肢を引っ張り、獣医さんが乗りかけていた頭を確認すると、逃げていて、顎が取れず、どうしても整復できない。2時間後再チャレンジすることに。(ToT)/~~~(ToT)/~~~。
2時間後、滑車牽引になることも考えて、長い直線が取れる位置にいとちゃんを繫ぐ。
比較的簡単に顎が取れ、産道に乗せることができ、牽引、牽引は子牛の脚にくくったロープの端を直線上に引っ張ったまま柱にくくり、そのロープに人が乗る方法で行った。
大きな雄子牛(持った感じで42kg、福之姫X百合茂ー糸福(鹿))無事分娩。\(^o^)/
いとちゃん、3年連続1月21日分娩(^o^)。
経過が心配だったので、初乳製剤1袋。なんとか飲む。
夕飼い(生後約7時間)後、まだ初乳飲んでいなさそうなので、へそ消毒を兼ねて牛房へ。(後産も出ていたので片付ける。)
肛門を見ると胎便が尾っぽに押されて肛門に付いたまま。
硬化すると排便できなくなるので、お湯に浸したペーパータオルでほぐして取る。
哺乳介助。いとちゃんいつもバタバタする方だが、子牛の哺乳介助だとわかったのか、子牛を触っても、子牛と一緒に乳房のそばに行ってもおとなしい。
子牛は乳房に付くと、乳首をまさぐり、比較的上手に乳首を捉え、乳を飲む。\(^o^)/

長~い分娩介助終了。おやすみ(-_-)zzz。