2022出荷子牛発育概要
2022年出荷牛の発育をまとめました。
去勢
出荷日齢 250.0日
出荷体重 297.1kg
日齢体重 1.188kg(297.1 ÷ 250.0)
推定生時体重(持ち上げた感覚で記入) 42.8kg
DG(日増体量) 1.017kg((297.1ー42.8)÷250.0)
去勢の発育目標はDG1.0kgなので、達成です。
しかし、個別では、8頭達成、3頭未達でした。
♀
出荷日齢 255.3日
出荷体重 256.0kg
日齢体重 1.003kg(256.0 ÷ 255.3)
推定生時体重(持ち上げた感覚で記入) 36.3kg
DG(日増体量) 0.939kg((256.0ー36.3)÷255.3)
♀の発育目標は日齢体重1.0kgなので、 255.3 × 1.0 = 255.3kgなので、達成です。
しかし、個別では、2頭達成、1頭未達でした。
(この他に4頭保留、この子牛は市場に持って行ってないので、体重は未計測ですが、我が目では日齢体重1.0以上の発育と判断しています。)
去勢、♀で目標をDGと日齢体重にしているのは暗算で計算しやすいようにです。
現場で去勢のDGを出すときは生時体重を便宜上40kgにしています。
本来ならいずれもDGにすべきです。
そうなると、♀は0.935kg付近になると思いますが、私には暗算できないので、このどちらも1.0kgになる方式にしています。
この計算では、
♀の方が目標達成し易いです。
和牛界は日齢体重がDGという言葉になってしまっている。
出荷子牛同士を比較するときは日齢にあまり差がないので、誤差は少しだが、
例えば、100日齢と200日齢を比較するときは、日齢体重では、大きな間違いになる。
200日齢体重240kg、100日齢体重140kg 生時体重40kgとした場合
DGはどちらも1.0kgだが、
日齢体重は、 200日齢が1.2kg、 100日齢が1.4kgと大きな差が出る。
日齢体重では、日齢の差が大きいものは比較できない。
が、会話では、日齢体重で比較している会話を耳にすることがある。
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