りーちゃん、日付けが変わろうかという23時10分過ぎに滑車けん引で生まれました。
もった感じで43kgと判断、ちょっと大きめのオス、北美津久ー安福久ー金幸ー平茂勝。
滑車牽引したのは、蹄が大きかったことと、最近の私の体力を考えて。
昨日、20時前に駆付けメール。
駆付けメールは、膣に留置していた牛温恵の体温計が(子宮側からの圧力で体外に排出され、)34℃以下になったら携帯等(最多3箇所)に飛んで来るようになっている。
まだ、足包は見えない。
私は、昔は蹄がでてきたらすぐに引っ張る事が多かったが、最近は2時間位待つようにしている。
21時50分頃足包が見えた。
昨日は勘違いして、3時間待ってしまった。(@_@;)
22時半過ぎに陣痛が強くなり、足包が破れ大きな前肢蹄1つが見えた。
蹄も大きいので、ぼちぼち助産をしようと、人工呼吸器、タオル等を準備。寒くないので、ヘアドライヤーは出さず。
蹄が大きいので、動滑車2連(4倍)の滑車を出し、準備完了。
りーちゃんを房の隅の柱にロープで保定、その対角線の柱に滑車設置用のロープをくくり、滑車をセット(少し動かして、ねじれのないこと、ロープがスムーズに動くことを確認)。
陰部を消毒し、膣に手を入れて、もう1つの蹄がすぐそこに正常にある、鼻先、頭もそのすぐ後ろにまっすぐ来ている確認。
それぞれの前肢球節すぐ上の管に、長さ1.5m程度のロープを徳利結びし、両前肢の2つのロープを結び滑車を引っ掛ける。
母体と陰部と滑車取付柱が概ね一直線である事を確認しながら右手で滑車ロープを引き、
左手は状況により母牛の尻の制御、陰唇をめくり子牛の頭を出す、ロープの引きを強くするときはロープを引く。
子牛がちょっと大きい程度であったことや十分待ったことで産道が十分開いていたようで、引くとするんと比較的楽に出てきた。
りーちゃんはお疲れで20分近く立たなかった。
ので、私が、概ね母牛が舐め終えた程度まで子牛を拭いた。
子牛も産道の時間が長かった影響かなかなか立てず。
なので、我が家では毎回使うわけではない初乳製剤を与えたが、吸ってくれなかった。
あらかたの片付けをして1時を過ぎたので帰宅。
今朝までに母牛の乳を飲んでいなければ、夜の初乳製剤をと思っていたが、母乳を飲んでいた。(初乳製剤はほぼ全部廃棄、もったいなかった!)
りーちゃんは写真のとおり超おデブ、若い頃から。
なので、繁殖はやや悪く9産で約330日後ろにずれていっている。
330➗8🟰40強 平均分娩間隔は410日に近く、よくない。