鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

宮脇源治郎

2015-01-07 12:46:41 | 大工道具
間違いに気付きましので書き直しました。
ブログ書き出しの頃、源治朗(宮脇源治郎さん)の差す鑿を紹介させて頂きました。

以前のはこちらです。


鑿がちびてくるとどの様になるかと言ういい物がありました。
錦清水さんの仕事をさせて頂いた頃に源治郎 という鑿を聞いておりました。
「ええ仕事してた」「価格も当時三木で一番高かった」と。
かなり使われて短くなっておりますが、この歪みどうですか?




何度となく柄は付け替えられてると思いますが、柄屋さんもとても上手です。
問屋銘が多かった頃に自分の本名ですよ。




この中尾(込み)の形を見て下さい。
昭和のはじめの頃にこの様な仕事をされてたんですね。
マチとの境目もとても綺麗です。




以前の仕様との依頼ですのでこの様にしました。
でも、炭焼きの鑿はここまで使えるんですね~。




刃が短くなった方が使い易いとお聞きした事があります。
首長が増えてきたって事も判るような気がします。


源治郎と言う鑿、いまだ、2回しか見たことがありません。
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清久鑿

2015-01-07 08:23:10 | 大工道具
おはようございます。
清久鑿はお待ちのお客様が多いので載せない方がいいかと思ったのですが情報公開の場でもありますので。


山蟻鑿この色は焼いたままの色ですが油ぶきすると黒々と光ります。
国慶鑿もこのような色ですね。
この手の色を一番最初に見たのは左市弘でした。




この色とこの鋭角な形がより存在感を示していますね~。
刻印もお洒落ですし。


弱鏝はチョコチョコ見ましたが3枚裏はあまり見かけませんね。




エンジュ突き鑿は甲丸と言って三日月型。追入れ鑿でもありました。




作りが丁寧で人気があるのが良く判ります。

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